確かに円さんが言われるように、長谷川の日ではないのかなあと感じた試合展開でした。前半開始直ぐに訪れたチャンスで長谷川が放ったシュートや前半終了間際で相手ＤＦをターンでかわして打ったシュートがＧＫ正面を突き、後半には北村が裏に抜け出し折り返したクロスをヘディングであわせたときには決まったと思った。何しろ２回訪れたチャンスにはＧＫが立ちはだかったのだが、この時はＧＫもニアにより過ぎてがら空きのゴールマウスでしたので。それでも私の周りでは長谷川が決めれば勝つとの話題が出ておりました。それは今日の清水には神がありた様で、スパーセーブを連発していたのでこれは完封もありえるなあと感じていた。
但し木村を３人目として送り出したときには、監督はドローでもしかたが無いと判断したのかなあと思ったほどでした。守備固めと思われた木村の投入は思いもしない展開が待っていた。守備に絶対の自信を持つ木村を入れたことで右ＳＢに入っていた小林が高い位置まで上がることが出来ていたからである。このときは左サイドの石川も上がっており、普通なら小林があそこまで上がるなんてことは考えられないのですからね。それもやはり木村の存在が大きかったのでしょう。また得点を奪った後のロスタイムも含めた１０分程度の時間を守備に集中できるという副産物もあった。もし財前を投入して１点を奪ったとしても守備ではやはり財前と木村では大きな違いとなって現れ、同点に追いつかれた可能性もあったでしょう。
監督の思惑とはちょっと違ったのかもしれないが、僅かに残る期待を交代で出場した選手と先発で出た選手との良い影響が一つの結果として生まれたといえそうな試合であったと感じた。
次の川崎戦にはどのような選手を起用するのか？宮沢をしっかりと休ませたことも川崎戦で見せてくれるのかもしれない。何しろ目の前の一つ一つを確実にこなし、勝ち点を積み上げるしか山形には残されていないのですから。
山形がＦ東京に雪辱！苦しみながらつかんだ1勝！だからこそ、その意味は大きい。(Ｊ's GOAL)
千金ヘッド、長谷川決めた 猛攻しのぎゴールこじ開け(山形新聞)
山形４戦ぶり白星、13位浮上(日刊スポーツ)
山形木村13カ月ぶり実戦でＶ弾演出(日刊スポーツ)
山形完封勝ち、小林決勝点アシスト(日刊スポーツ)
長谷川弾で４戦ぶり勝った！１３位浮上…山形(スポーツ報知)
長谷川Ｖヘッド！“不敗神話”は健在(スポニチ)
エースの仕事！長谷川が決勝点(スポニチ)
ＦＣ東京・城福監督、怒りにじむ敗戦(サンスポ)
終了間際ヘッド(朝日新聞)
ＦＣ東京戦、１−０で勝利 ／山形(毎日新聞)
Ｊ１山形４戦ぶり白星 長谷川が決勝点(河北新報)
