日本完璧な試合運びで勝利をもぎ取る。

得点はこの試合FWに入った本田が鮮やかに決めた。ボールが延びる高地での試合が功を奏した試合といえるだろう。あのとき本当に松井は本田に出したのだろうか?もし本当に狙ったのだとしたら素晴らしく環境に順応性のある選手だ。但し個人的な感想では大久保を狙い、抜けたとしても本田に渡る可能性を考えたのだろう。ゴール前には大久保と本田しかいず、相手デフェンス陣が5人もいる中で、誰にも触れずに本田の左足でトラップしたボールが軸足に当たって蹴り足の目の前に置いた瞬間にゴールは決まったも同然であった。果敢に体を投げ出してきたDFとGKを上手く交わして得意の左足で少し浮かして軽く蹴ってネットを揺らしてしまう。正しく狙い通りの試合展開。ここまで殆どチャンスらしいチャンスが無くたった一度の決定機を決めて勝つ。
カメルーンの戦いは日本の守備からすれば殆ど怖いものではなかった。最後でパワープレーで押し込まれたがそれでもぎりぎりのところで凌ぐ展開は、山形の試合を見ているようでもあった。実力差からすれば致し方ない戦い方であった。これでカメルーンとの対戦成績が3勝1分と負け知らず。理由は定かではないが、愛想なんだろうなあ。相手は欧州でプレーをしている選手が多く、高地でのプレーと不慣れなボールのため、精度を欠くパスワークが何度もあり、タッチを割ってしまうシーンが何度もあった。随分助けられたといえるシーンでもあった。新潟の矢野が最後に出てきたが、彼が出場するとしたらこのようなシチュエーションだろうと誰もが想像したが、正しくその展開となった。W杯初めて初戦で勝ち点3を奪いグループリーグ2位となったが、実はここからが大変なのだ。次のオランダ戦、何とか引き分け以上で終わることが大事だろう。少しだけ夢を見られる時間が延びたことに対して選手達に感謝したい。
しかし、何でカメルーンはあれだけメンバーを変えてきたのかなあ。エトーもかなりイライラしたシーンが多かったなあ。
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