円さんが言うところの守備の覚悟が出来ていた時期とは田代が怪我で離脱中のことだろう。確かにその時期はチャンスが少ないことはある程度予想されたことで、長谷川のヘッドの裏に飛び込むことが約束事のように動いて少ないチャンスに得点が生まれ、守備もしっかりと構えていただけに失点も少なかったのだが、田代が戻ってその我慢が切れたようにスペースを空けてしまうシーンが多くなってきたことは確かなこと。その分攻撃の数が増えた分だけ、ゴール前で慎重になり思い切ったシュートが減ってしまったように見える。守備も体を張ったものが多かったのだが、このくらい寄せれば良いだろうという、悪い形でのＪ１慣れを感じてしまう。元々山形は直向に我慢強く、戦い抜くことがストロングポイントだったと思うのだが、その姿が潜め始めてしまったように感じるのは私だけではないような気がする。直向に我慢強く、そしてハードワークがあってこその得点も生まれる山形だということを今一度思い出して欲しい。
いつ依頼だろうねえ、ブーイングは？昇格の年も昨年度も無かったように思う。流石に仙台戦の負けは許されないだけに負ければブーイングはお約束事になっていたのかもしれないが、果たして選手達にはどのように伝わったのだろうか？Ｊ１の規模ではもちろん最下位グループの資金力なので勝つことが奇跡なのかもしれない。そんな中で行われる試合であればブーイングは許されないことなのかもしれないが、ダービーだけは違うということを選手達に伝えたかったのかもしれない。但しこれで歯止めが利かなくな事だけは避けねばならないだろうなあ。もう少し我慢強いサポータであるべきだろうと思う。もちろん昨日のブーイングや全てのブーイングを否定する気はございませんが、負ければ何でもブーイングという形では選手達との信頼関係も崩れてしまうような気がしてならない。
山形、晴れのち雨。得点への欲求が強まるほどに一体感を失い、4試合ぶりのダービー敗戦を喫する。（Ｊ's GOAL）
ダービー仙台戦、0−2で完封負け(山形新聞)
みちのくダービーに6000人“出陣” サポーター大挙、声援熱く(山形新聞)
山形立ち上がり攻勢も今季初３連敗(日刊スポーツ)
今季初の３連敗 みちのくダービーも４戦ぶりの黒星…山形(スポーツ報知)
３連敗の山形、１０試合でわずか４得点(サンスポ)
みちのくダービー／リーグ３連敗(朝日新聞)
