北村の怪我は、まだ財前が山形に所属していたときにもここに書いたことがありますが、グロインペイン症候群なんだそうです。幾ら廣瀬がよくなってきたといってもサブにも入ってこないって、おかしいなあと思っておりましたので、逆に納得しているのだが、でも残念でならない。石井の逆サイドを狙ったサイドチェンジって山形の武器の一つですものねえ。そのプレーの中心選手である二人とも怪我で離脱しているというのは、今の山形の苦しさを象徴しているようにも思えてしまう。
はっきりとした原因、たとえば恥骨結合炎、大腿内転筋付着部炎、大腿直筋炎、腹直筋付着部炎、腸腰筋炎、鼠径ヘルニア等特定できる場合は、その病名が記載されるのだが、どれだけ良く分からないがとにかくグロイン(股関節周辺)にペイン(痛みがある)シンドローム(症候群)と呼ばれているようです。具体的な原因が特定されれば治療もしやすいようにも思うのだが、中々難しいもののようである。安静にすることが一番良しとされているようだが、それでは選手生命の短い選手たちにはとってはとてもプレッシャーがかかってしまいますが、まずは安静にし、その後にリハビリを行うしかないのでしょう。それを含めて４〜６週間と長めに設定されているのでしょう。もちろんその設定どおり復帰してくれるよう願うしかないのでしょうなあ、サポとしては。
