昨年プレーオフまで進出した横浜ＦＣを迎えた山形。雪も共だってのお出迎えは、山形にとって、結果的には恵みの雪だったのかもしれない。でも先日まで山形も２０℃を越える陽気でしたので、横浜ＦＣとたいした差は無かったはずだが、調子のよさが出た試合といえる。昨年も横浜ＦＣは前半調子が悪く３分３敗でしたし、逆に山形は３勝１分２敗ですから、どちらも去年よりは勝ち点を稼いでいる状況には違いない。シーズン終了時には逆転しているのですから、水を掛けるようで申し訳ないが、まだシーズンは始まったばかり。ここからの戦いが大事になるのはどちらのチームも同じ状況には違いない。
それにしても、その守備の堅さで注目されていた横浜相手に、守備の脆さで開幕２戦落とした山形だったが、結果的には山形の守備の堅さと、横浜の守備の脆さを見せた試合になってしまった、気温１℃やピッチ状況だけではない何かが潜んでいたのでしょうね。
それにしても前半から良い攻撃でした。先制点では、ニアに山田が走ったおかげで相手ＧＫの反応も遅れ、萬代は流し込むだけでしたし、ゴール前に５人も守備が入っている中で、右アウトサイドで蹴りこんだロメロのシュートには誰も反応できなかった。中島のファーストタッチが大きくなったと思ったのもつかの間、相手ＤＦもＧＫも触れないベストポジション。そのボールを相手ＧＫの足元を抜く、冷静なシュートはしっかりとマウスを捉えていた。絵に描いたような先制攻撃でした。だって３点とってまだ３０分過ぎですものね。気持ちが高ぶった試合には違いない結果でした。
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