山崎の先制点は見事でした。一瞬オフサイドかと思われたが、逆サイド一人残ってましたね。そしてあの雨が降る中で放ったボールの軌道は完璧で、右足で放ったボールは無回転のまま逆サイドネットに突き刺してくれました。大粒の雨でしたので、応援に駆けつけた山形サポータには、もしかすると見えにくかったかもしれないが、あの山崎の喜んだ姿は見えたことでしょう。
それでも追いつかれてしまう山形という構図は今日も変わらず、右サイドＣＢとＳＢの間を抜けていった、選手を捕まえきれず、一旦クロスのコースを切ったかに見えましたが、中から外に膨らんだ原を見逃してしまった山形は、ドフリーで叩き込まれ同点。それでも今日の山形は悪くは無かった。あの時間帯だけ、何度か同じような形でクロスを上げられてましたからね。本当に勿体無い時間帯でした。
それでも同点で折り返した後半、立ち上がり早々に伊東からのアーリークロスに抜け出した山崎。相手ＧＫを交わしたボールに右足で合わせることが出来ていればというシーンや、山形のシュートの毀れ玉に反応した伊東のシーンなどは、どちらか１つでも決まっていればとは思うものの、中々上手く行きませんでした。それでも後半は京都のシュートを１本に抑えてのドローは、良かったと言えるだろう。
前半からドンドン走り回った山形に対して京都は少し押さえ気味にゆっくりボールを回した分、後半足が止まるのは山形だろうと見てましたが、そうでもなかったようで、京都のほうが後半残り１０分からボールを運ぶことすら出来なくなったのは、何故なんでしょうかねえ。もしかして山形にとって恵みの雨だったのかなあ。もちろん選手交代の妙もあったと思いたい。
アウエー２連戦で勝ち点１ずつではあるが捥ぎ取ってきてくれました。４連敗の後だけに勝つのはおろか引き分けすら厳しいかもしれないと覚悟しておりましたが、山崎の２試合連続先制ゴールが生きてました。もちろん先制したのであれば勝ってきて欲しいところですが、守備が脆い部分もあるので、１試合に１度は決定機を与えてしまうのですから、ある意味仕方がない部分もあります。逆に言うと山形がチャンスに追加点を取れるようなところで取りきれない部分があったのがな、勿体無かったなあ。
さて次はお盆休みに入るホーム２連戦。まずは群馬を迎えて行われる試合では、どうしても勝ちたいところ。但し群馬も４連敗の後引き分け、そして今日は松本をホームに迎えて、３−０で勝利しております。追加点の２点目は、山形から移籍した永田が取っており、調子に乗ってくるようです。前回のアウエー群馬戦は２点取られてから２点を取って何とか追いついた試合。確かこのときも前節に永田が得点を上げているんですよね。めぐり合わせ何でしょうかねえ。
観客動員数も昨年を下回ってしまいましたので、このお盆休みのは何とか時間を作って、山形を応援して貰いたい。また関東からも帰省で戻ってこられる方おりましたら、ホームの試合を体感してもらいたい。
にほんブログ村
