讃岐・初昇格おめでとう

J2が22チーム以上になった時点から入れ替え制度を適用することを2008年ごろから検討し始め、実際にJ2とJFLの入れ替えが行われたのが2012年からとなったのだが、Jリーグのクラブライセンスを取得していたのが長崎だけであったことや、その長崎がJFLで優勝したことによって自動昇格となり、実質的な入れ替え戦は行われなかった。今年は讃岐がJFLで2位であり、クラブライセンスを持っていたこと。1位の長野がクラブライセンスを申請していなかったことにより、自動昇格無しで、入れ替え戦だけが行われることになった。
初めて行われた入れ替え戦では第1戦目が1点ずつを取り合ってのドロー。昇格を決める2戦目。その大事な先制点を挙げたのがJリーグでの試合経験が300試合近くもある高橋が前半20分に先制点を挙げた有利な展開に持ち込んだのが讃岐。この1点が鳥取には最後まで重くのしかかりひっくり返すことが出来ずに試合終了のホイッスルの聞くことになった。鳥取は2010年の昇格の切符を掴みJ2には3シーズン過ごしてきたものの、来期から新設するJ3に降格することになった。2011年19位、2012年20位、2013年22位と苦しいシーズンを過ごすことが多かったようである。
さて残すは昇格3つ目の椅子を京都が掴むのか徳島が初昇格を掴むのか、その試合は今日の午後3:30にキックオフされ、6時前には決まることでしょう。小林監督が指揮を取るのが徳島で4チーム目。大分と山形を昇格させた経験を持ち、もし徳島を昇格させることが出来れば、J2チームの監督に就任した場合、全てのチームを昇格させたという実績が残ることになり、この実績は意外に大きいでしょうね。なお唯一J1で就任したC大阪では実質1年目の2005年に今一歩で優勝というところまでこぎつけたものの、最後の最後に追いつかれ優勝を掴むことが出来なった。もし優勝していたら、J1、J2で優勝させた経験も彼の実績に残っていたでしょうね。
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