大分が勝っていたので、まければほぼプレーオフが絶望的になるところでしたが、見事に勝利し７位を維持してくれました。前半５分ほど相手のプレスに苦しみましたが、少し相手のプレスに慣れて来た時間帯から多少山形がボールを運べるようになって来たところでファールを貰い、かなり長い位置でしたが、試合前をスカウティングを生かして、宮阪が相手ＧＫの裏を意表をついたタイミングで直接ゴールを無回転で速いボールを蹴るとそのままゴールネットを揺らし幸先の良い先制点を奪って見せた。ここから山形のプレスが効き始め、相手は裏を狙うというかクリアーに近いボール蹴るだけになり、殆どの時間帯をボールをキープして始める。たまに中央を通そうとしたボールを狙い通り奪い、速い攻撃を仕掛け、この日左ＷＢに入っていた伊東が、上手く走り込み、そこに完璧なボールを流し込むと、ワンタッチで伊東が中央にグラウンダーのクロスを入れると、山崎が左足で完璧にあわせ相手ＧＫが一歩も動けない完璧なシュートが決まった。まさしく山形が目指している、高い位置で奪って、ワンタッチで繋ぎながらゴールを奪ってしまうゴールシーンでした。３点目は山崎の個人を生かしたシュートでゴールを取り、前半終了間際には川西が打ったもののこちらはポストに当たって反対側のポールの中には入ってくれなかったのが惜しかった。
３−０で折り返した後半、熊本はハーフタイムに２枚代えてきたのが項を奏したようで、特に巻の存在が大きかったかなあと思う。競り合いでまけるシーンが多くなり、また奪ってもあわててしまい、相手にＦＫを与えるシーンが多くなってしまい、山形左サイドＰＡ直近で与えたＦＫを、またしても園田に合わせられ、２点差に追いつかれると、逆にハーフタイムで次の１点が大事になると言うことが、悪いほうに傾いたようで、益々バタバタしたシーンが増えてしまい、危ないシーンが何度かありましたが、それでも最後まで、それ以上相手に得点を与えることなく、無事に勝利してくれました。
サポータの前では笑顔を見せて降りましたが、勝利者インタビューでは監督も、宮阪も山崎も厳しい顔でのインタビューとなったようです。なお今日の試合で代わりに入ったイ・ジュヨンと伊東ですが、それぞれに頑張ってプレーしてくれました。特に伊東は守備では、特にハイボールでは難しいシーンが多かったですが、抜け出す前への力が大きく、キムとは違ったクロスの精度があったことなの、十分に勝利に貢献してくれました。イ・ジュヨンのプレーはどうだったのかは、ＴＶでは見えなかったので、なんとも言えませんが彼のミスから何かが起こったようには感じられませんでしたが、但しヘディングで勝てているときの精度と言う部分では、満足の行くプレーは少なかったかなあと思う。とりあえず残り３試合これで行くしかないので、イ・ジュヨンには頑張ってもらいましょう。
雨の中、熊本まで行かれてサポータの皆さんお疲れ様でした。まずは無事に帰ってきてください。勝利をありがとう。
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