前半何度も決定機がありながらＯＧの１点で折り返した日本。どちらが先に得点を挙げるかで埼玉スタジアムの雰囲気がガラッと変わりそうな展開でした。後半シリアのチャンスを何とか防いだ後に来たチャンスを香川が落ち着いて左足で放った美しいシュートが右隅に決まり、２点目を奪う。その後もシリアの決定機を防いだ後に訪れたチャンスを決め最終的には５−０で勝利し、最終予選へ１位で通過することが出来た。
それにしても危ない場面の後に訪れる得点という構図は最後まで続く結果となりましたが、シリアも行けると思って少しだけ前にかかってしまったからなんでしょうね。引いた相手を中々崩せず、沢山のＣＫもゴールへ直結するシーンが少なかったように思う。そして前掛かりになったところでのカウンターではポストも含め西川が良く防いでくれました。ファインセーブが無かったら失点をしてもおかしくはないシーンが、何度かありましたからね。選手たちもそう感じていたようでインタビューでは喜ぶシーンが少なかったように感じられました。
それにしても何度もあった決定機を何度外したのでしょうか。岡崎はキャプテンマークを巻いたためか、惜しいシーンで枠を外すシーンが多かったように思う。酒井のシュートや本田のシュート等決められたんじゃないかなあと思えるシーンがありましたものね。そんな中、香川が２ゴール１アシストと結果を残してくれたのが良かったかな。本田も出場した６試合すべてで得点を挙げましたし、埼玉で原口も決めました。ゴールシーンだけを見れば文句のつけようのないものでしたが、如何せん危ないシーンが多すぎます。もう少し強い相手であったらどうなっていたかわからないような試合でした。それでも大事なのが勝つこと。そういう意味ではよかったかなあと思う。
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