天皇杯1回戦勝利

天皇杯のミッションは、どんな形であれ、次に進めること。つまり勝てばよい。それは大勝でも良いでしょうがPK戦での勝利でも良い。そういう意味では今日の延長戦での勝利も、ミッション成功とは言えるのですが、本当になんだかなあという試合でした。立ち上がり早々のビッグチャンスに決めきれなかったのが、この試合の行方を案じていた様に思えましたね。
それでも先制点を取ったのは山形。左サイド裏からローザが一人を交わして入れたクロスを、体を入れ替えて相手を交わしてディエゴが流し込んだもの。あのシーンだけは、なんともあっけなく決まった感じがしました。その後に追加点を奪えなかったのが痛かったですね。毎度おなじみの後半、何が悪いのか、相手は良くなったのか、相手25メートル以内までボールを運べなくなった山形が、山形右サイドを仕掛けられた瞬間、「やばいなあこれ」と声が出てしまいましたが、案の定そのクロスがフォアサイドまで、蹴りこまれ、山形の弱点と言えばそれまでだが、失点してしまい、1−1のまま延長戦に突入してしまいました。同じお金で30分プレゼントをもらったと思えばよいのでしょうが、中々そうは思えませんよね。いつも以上に声が出ていたSS席。中には「最悪の週末を迎えてしまうよ」と嘆き節まで聞こえてきていましたが、延長戦のこり2分。ここまで2試合連続ゴールを決めていた林が、ヘディングで押し込んでくれ、何とか勝利を掴みました。
和歌山も公式戦でPK戦以外で負けを知らないだけのことはあるようで、この試合も90分では負けていないのですから、立派な試合だったように感じます。後半に入ると、個々の部分で山形の選手に見劣りしないだけのプレーをしておりましたからね。立派です。逆に言うと山形の選手が情けないとも言えますが。
次NDスタの試合が山形が関わらない試合にならないで済んで、本当に良かった。それにしてもカテゴリが2以上下のチームにこれだけ苦労するのですから、リーグ戦で勝てないのもうなずけるような試合でした。もう少し何とかならんものかなあ。最後は負けるのが怖がって、前にスペースがあっても走りこめない選手がいたのがなあ、残念でした。
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