殆ど時間がないところで与えてしまったロングスロー。ピンチか、と思えたがそれを生かした山形。永藤が走り勝ってもらったボールを切り返して中央に出すかと思われたが、左サイドに駆け上がってきた瀬川にパスを供給すると、瀬川はドリブルで運んで、優しく丁寧なボールをＰＡ内でフリーになっていた瀬沼に少し戻すようにクロスを送ると、これまた丁寧にゴールマウスに流し込んだのが９０＋５分。アディショナルタイム４分ですから、ほぼラストプレーだったのだろうと思われる。前半ラストプレーも瀬川のクロスに飛び込んでヘディングと叩いた瀬沼。この時は残念ながら枠を外してしまう。その他にも惜しいシーンはありましたが悉くＧＫ正面を突いてしまうという不運あったのですが、最後の最後で叩き込んで勝利できたのですから、嬉しい限りです。湘南戦もそうですが、最後まであきらめずに走り勝って勝つ。今年の山形を凝縮したような試合でした。なお他所の試合結果はわかりませんから何とも言えませんが、ようやくプレーオフ圏内に入ってきたようですが、勝点に差が無い分、得失点差のプラスが少ない山形だけに、まだまだ苦しい展開が続きそうな気がしますが、次から始まるホーム戦は、勝てるように応援しなければなりませんね。選手同様、我慢強く戦わなくてはね。
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