仙台戦2

今日の仙台戦を見て思ったことを1つ2つ。いつもの事ながら仙台とのみちのくダービーは本当に面白い。もちろん勝ちたい気持ちは大きいが、それよりも何となく醸し出すこの雰囲気が試合を面白くしている。いろいろな部分でパスミスやトラップミスやボール処理のミスは見えたがそれを度外視にしても面白い。何故なのだろう。まだまだ日本のプロサッカーは歴史は浅いが、その浅い歴史の中でもこの2チームには確固たる歴史が刻まれてきていることがあるからなのだろう。選手達はもちろん仙台や山形出身の選手はそう多くはいないのだが、しっかりとした意識が両チームにあるように感じる。局面局面で感じられるぶつかり合いもその雰囲気を作り出すのであろう。両チームの選手、監督、コーチはもちろんサポータも確実に意識が違う。何がなんでも勝たなければならない相手。J1昇格はもちろんだが、それをも度外視されるほどこの試合に込めるサポータの意識が違う。18295名の両サポータが作り出す今回のこの試合を生で見られなかったのが何にもまして残念だった。次のダービーは山形ラウンド8月26日の土曜日になる。そのときこそ借りを返す番だ。そこにはベスパを満席にするサポータが集まることを期待して止まない。