バルセロナvsインテルナシオナル・後半

後半も完全に押さえ込まれたロナウジーニョインテルナシオナルの完全な作戦勝ち。残り15分から狙っていたカウンターが残り9分で決まったインテルがそのまま勝利。しかしインテルの10番イアルレイは運動量が豊富で彼がボールを持つと必ずキープする事が出来るから、幾ら攻め込まれていても勝負が逃げなかった。良いシーンを何度も作り何度もトライしたバルセロナだが、指揮官の不安が的中しイアルレイが送ったラストパスは凄かった。攻めだけに力を入れすぎたライカール監督の責任は大きい。毎度思うのだが、ブラジルが出てくるとこの大会では本当に強い。試合内容で相手に圧倒されたとしても勝負では必ずのように勝ってしまう。昨年のリバプールサンパウロに勝つだろうと思ったが、やはり勝ったのはサンパウロだった。今年も間違いなくバルサが勝つだろうと思ったが、勝ったのはインテルナシオナル。何がそうなるのか?我慢強い守備と懲りずに仕掛けるカウンター。この繰り返しが90分で1度は訪れる決定的な瞬間を間違い無く決めきってしまう勝負強さ。恐れ入りました。ところで全く個人的な見解ですがこの試合のMVPはゴールを決めたアドリアーノよりイアルレイであろう。