みちのくJチェック

日刊恒例の「みちのくJチェック」が掲載されていました。タイトルは無失点のことだが内容は決定力不足。それでもここ8試合コンスタントに先制点を上げているのですからねえ。どんなもんなでしょう。先日の愛媛戦でのシュート数は18対4と4倍以上の差だが、得点の臭いがしたシーンは愛媛の方があったように思う。但しそれでも無得点なのだから、それに比べたら得点できているだけ幸せな結果が付いてくるのだろう。
但し18本撃ったことは撃ったが如何せん枠に飛ぶシュートが極めて少ない。枠に飛べばGKが弾いたこぼれ玉等の可能性で2波、3波の攻撃も出来るだろうが、誰もさわれないほど外してしまっては相手のゴールキックを与えるだけになってしまう。もちろんあまりにもイージーなシュートで相手にカウンターを与えてしまうことを考えれば思い切って撃つこともそれなりの効果はあるのだろうが、それでも何だかなあと言ったシュートが多かった。
もちろんFWで納められないのもその原因の一つではある。バイタル付近で一度ボールが収まると両サイドやセンターからの上がりも期待できるのだが、どうも潰されてしまうシーンが多い。得点シーンは横山が旨くボールを納めた瞬間に後方からのファールを貰うことが出来たからである。豊田の様にがっちりした体躯の持ち主がいてくれると良いのだろうが、裏をつく形が好きな選手が多いこともそうなるのかもしれない。もちろん裏を狙うことも大事だし、旨くはまれば決定機にもなるのですから、何とも言えないが。印象に残ったのはボールを貰う前にゴールマウスを確認し、貰った瞬間に振り向きざまのシュートを撃った本橋位かな。
宮沢も6本撃っているのだが、惜しいシュート止まりなのが残念でならない。須田のあのクロスに左足アウトサイドであわせたシュートは試合開始直後だけに本当に勿体ないシュートであった。ミニキャンプで解決出来る課題でも無いだろうが、少しでも確率が上がるような練習に期待したいものである。

山形2戦連続無失点(日刊スポーツ)