２００８年シーズンのキープレーヤーと考えると、攻撃では長谷川、豊田、石川等の名前が直ぐに上がると思う。もちろん試合では見えないキャプテンとして１年仕事をした宮沢の存在も外せ無いでしょう。また守備ではレオナルドやルーキーの石井の名前を上げたくなります。また４２試合全てにフルタイムフル出場を果たし失点０点台で守った清水も上げられる。
さて、ここでは印象的な事ではなく、出場した試合での結果を重視して誰がキープレーヤーだったかをまとめて見たいと思います。前に「豊田効果」としてまとめたように出場の有無での勝ち点奪取率だけで評価したいと思う。尚清水に関しては出場しなかった試合が無いため比較が出来なかったので外しております。またキープレーヤーとの考えから出場試合が半数以上のプレーヤーを抽出してまとめました。
結果から佐藤健太郎の試合出場の有無によって結果が大きく左右されていることが分かる。１０試合出場しなかった勝ち点を全試合に適用すると勝ち点で４２と言うことは１３位の岐阜と同じとなる。石川も同様ではあるが、佐藤が出場していない試合で石川が出場しても勝ち点を積み上げられなかったことを考えると、やはり２００８年の山形のキープレーヤーは佐藤健太郎とここでは認定したいと思います。また４１試合に出場したにもかかわらず２位に入った石川は賞賛に値するもと思います。尚財前は丁度半数の試合に出場したのですが、出場したときの勝ち点奪取率は１位の佐藤を超えるものであり、山形にとっては必要不可欠な存在と言えるであろう。
- 成績
順位 選手 出場 試合数 勝ち 分 負け 勝ち点 勝ち点奪取率 全試合出場換算 有り-無し
０１ 佐藤 有り ３２ ２０ ０８ ０４ ６８ ２.１３ ８９.３ ４７.２５
無し １０ ０３ ０１ ０６ １０ １.００ ４２.０
０２ 石川 有り ４１ ２３ ０８ １０ ７７ １.７７ ７８.９ ３６.８８
無し ０１ ００ ０１ ００ ０１ １.００ ４２.０
０３ 財前 有り ２１ １５ ０１ ０５ ４６ ２.１９ ９２.０ ２８.００
無し ２１ ０８ ０８ ０５ ３２ １.５２ ６４.０
０４ 宮崎 有り ３８ ２１ ０８ ０９ ７１ １.８７ ７８.５ ０４.９７
無し ０４ ０２ ０１ ０１ ０７ １.７５ ７３.５
０５ 渡辺 有り ２２ １３ ０３ ０６ ４２ １.９１ ８０.２ ０４.５８
無し ２０ １０ ０６ ０４ ３６ １.８０ ７５.６
０６ 石井 有り ３６ ２０ ０７ ０８ ６７ １.８６ ７８.２ ０１.１７
無し ０６ ０３ ０２ ０１ １１ １.８３ ７７.０
０７ 宮沢 有り ４０ ２２ ０８ １０ ７４ １.８５ ７７.７ −０６.３０
無し ０２ ０１ ０１ ００ ０４ ２.００ ８４.０
０８ 長谷川 有り ３９ ２２ ０９ ０９ ７２ １.８５ ７７.５ −０６.４６
無し ０３ ０２ ００ ０１ ０６ ２.００ ８４.０
０９ 北村 有り ３９ ２２ ０９ ０９ ７２ １.８５ ７７.５ −０６.４６
無し ０３ ０２ ００ ０１ ０６ ２.００ ８４.０
１０ 豊田 有り ２３ １２ ０５ ０６ ４１ １.７８ ７４.９ −０６.９２
無し １９ １１ ０４ ０４ ３７ １.９５ ８１.８
１１ 秋葉 有り ３２ １７ ０７ ０８ ５８ １.８１ ７６.１ −０７.８８
無し １０ ０６ ０２ ０２ ２０ ２.００ ８４.０
１２ レオ 有り ３８ ２０ ０８ １０ ６８ １.７９ ７５.２ −２９.８４
無し ０４ ０３ ０１ ００ １０ ２.５０ １０５.０
１３ 宮本 有り ４１ ２２ ０９ １０ ７５ １.８３ ７６.８ −４９.１７
無し ０１ ０１ ００ ００ ０３ ３.００ １２６.０
- 番外編
馬場 有り １０ ０６ ０２ ０２ ２０ ２.００ ８４.０ ０７.８８
無し ３２ １７ ０７ ０８ ５８ １.８１ ７６.１
木村 有り ０９ ０７ ０１ ０１ ２２ ２.４４ １０２.６７ ３１.３９
無し ３３ １６ ０８ ０９ ５６ １.７０ ７１.２７
木藤 有り ０９ ０５ ０４ ０１ １９ １.９０ ７９.８０ ０２.３６
無し ３３ １８ ０５ ０９ ５９ １.８４ ７７.４３
太田 有り ０３ ０３ ００ ００ ０９ ３.００ １２６.００ ５１.６９
無し ３９ ２０ ０９ １０ ６９ １.７７ ７４.３１
