なんと言っても前田の先制点が大きかったですね。ヨルダンにはアジアカップで先制点を与え苦しみましたからね。逆になると全く違う試合になりました。本田の２点目など流れるようなプレーから生まれたもの。３点目は、この日も一生懸命なプレーを見せた岡崎のシュートが相手ＤＦに当たって毀れたところに本田が足裏を使ってのシュート。この３点目でこの試合は決まりました。前半最後に香川が決めたのも良かったですね。但し相手ＤＦのクリアーミスにも見えましたが。あ、そうそう、先制点の前田のヘディングも、相手の肩に当たっているようにも見えましたが、良しとしましょう。残念だったのは早い時間帯に相手の選手が２枚目のイエローで退場してしまったことでしょうか。１枚目は前田が上手くもらったようにも思えますが、２枚目は幾らなんでも、あのエルボーはイエローを出すしか無いでしょうね。
さて後半も数的有利な状況で、スタートしたのですが、立ち上がりは危なかったですね。どんどんシュートを打たれました。それでも相手の精度が無いシュートでしたので助かりました。そんな中この日２得点を上げている本田にハットトリックのチャンスを作ったのは、この日先制点を上げた前田とプレー。ＰＡの外からドリブルでＰＡ内に入ってから仕掛けたところで、たまらず相手が足を出してきたところで引っ掛けられてしまい、ＰＫを獲得。最初から最後までＰＡマークに仁王立ちの本田が、このＰＫを落ち着いて決め、５点目。そしてこのハットトリックで本田は」お役ごめんとなり中村が交代で出場。但しここから行ったり着たりの展開が続くものの、今野に代わって入って栗原が決めて６点目。実はこの前にも栗原が打点の高いヘディングシュートをしたのですが、運悪くゴールラインに立っていた相手ＤＦに当たるというシーンがあっただけに、良くぞ決めたと言えるプレーでした。
大勝した日本ですが、心配なのがＣＢの吉田が怪我で、交代してしまったこと。打撲だけなら心配は要らないが一度プレーしてから、ダメというサインですから、大きな怪我の可能性も無きにしも非ず。怪我が軽くオーストラリア戦に出場できれば最高だが、悪くてもその後の試合には出られることを祈りたいものである。守備はもちろんだがセットプレーでのターゲットにもなる選手ですからね。
にほんブログ村
