勝ったね、日本

最終予選は勝つことが大事。そういう意味では完璧な試合だったと思う。もちろん危ない場面もあり、GK川島のファインセーブ等と言う場面も作られましたが、フリーで打たれたのはあの場面と初めの方のCKのみ。こちらもGK川島が正面ではありましたが、上手くセーブしておりました。日本にも何度か決定機はありました。逆サイドからのクロスに清武が頭で合わせたシーンやCKの毀れ玉を、マンマークに合っていた遠藤がミドルシュート。後半に入ってからは、本田フリーのヘディングシュート2本など。あの2本目の決定機は決めて欲しかったのですが、相手のGKをほめるしかないでしょうね。
さて、この試合、日本の中心的な香川のベンチ外や、相手イラクの奇襲のようなメンバー構成。遠藤と長谷部、本田がマンマークに合うという、システムに手を焼きましたが、得点シーンはそのマークに合っていなかった駒野のスローインから、岡崎のクロス。相手DFの裏から飛び出した前田のゴールという。練習している様な完璧なゴールを前半25分に獲得した。恐らくジーコ監督は後半25分過ぎまで0で抑え、疲れの見え始めた日本のDFを打ち壊すような、選手交代で1点を捥ぎ取る作戦だったのでしょうが、前半にジーコの描くシナリオを打ち砕くゴールが生まれました。もちろんアウエーの地での引き分けは勝利に匹敵するものがあるだけに、早く相手をあきらめさせる決定的な2点目が欲しかったのですが、中々上手くいかなかったようです。それでも今回のイラク戦は全選手がしっかりと戦い、ミッションを遂行してくれたと言えるだろう。それでもまだ切符を手にしたわけでもないし、アウエー戦を多く抱えており、今一度イラクやオーストラリアとの一戦もあるだけに油断は出来ない。それでも今日の勝利は大きかったといえるだろう。
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