昨日の試合で後半運動量が落ちたのは確かですが、それよりも石川が言っていた「同点に追いつかれた、逆転されたとか、点が動いたときに少しパワーダウンすることが全体として見える」と言う部分が、如実に現れた試合だったように思います。と言うのも昨日ここにも書きましたが、「プレーに冴えが無くなってしまった山形」と感じられたのかもしれません。それが監督の言うところの「精神的な弱さがまた出た」といった表現になるのかもしれません。ただね、この後に「９０分持たせるフィジカルを作っていかなければならない」というコメントを残しているのですが、これって一気に作ることは難しいでしょうし、夏場の暑い時期と寒くなった時期ではかなり違うと思うんですよね。その環境面の違いもある程度加味した形でやっていったほうが良いように個人的には思う。もちろん簡単にフィジカルを作ることが出来るのであれば、また別でしょうが、そうは行きませんからね。もちろん究極としてどんな環境でも９０分間出来るのであれば、それに越したことは無し、もし出来たらものすごいストロングポイントになるのかもしれません。
どんどん前半の頭から行っても良いけど、そのときに中々得点が取れないと、どうしても後半にツケが回ってきてしまうのが、今の山形の実情の様に感じられます。上手くいったときには前半に得点を取れてしまうが、昨日のように１点だけで止まってしまうと、苦しくなってしまう。もちろん１点を守る守備と言うのもあるにはあるのでしょうが。昨日の大島から風間に戻されたときに、風間の周りに何人の山形の選手がいたのか、その彼らが誰も風間に強くアプローチに行っていないようにも見えました。それもＰＡの外にも関わらず。それって足が止まったのもあるかもしれないが危機察知能力が落ち、パワーダウンした中で、こんなもんで良いんじゃないかなあ思ってしまったからじゃないかなあ。もちろんミスで追いつかれた原因を作ったのが、一番年上の選手だったと言うのもあったのかもしれませんが、言い訳には出来ないですよね。実に勿体無い試合でした。
先制されて動じず。自らのプレースタイルを見失わず粘り強く戦う北九州が逆転で山形を下す(Ｊ's GOAL)
【モンテ】北九州戦、先制点守れず(山形新聞)
山形石川が今季初ゴールも黒星発進(日刊スポーツ)
【山形】北九州にホームで逆転負け！石崎監督「イージーなミス続いた」(スポーツ報知)
モンテ、ギラヴァンツに１−２で負ける(毎日新聞)
モンテディオ、北九州に競り負け(ＴＵＹ)
