前半中々思うようにボールを両チーム運べなかったものの、前半残り僅かになってから危ないシーンが多くなってしまいました。決定多岐な場面では山岸や松岡が体を張って防いだ場面もありました。そんな前半残り少なくなったところで、監督が水筒を蹴っているシーンが印象的でした。結果的には０−０で折り返した後半立ち上がり、山形ペースで運ぶ中、山形のスローインと分かりながらもスローインを入れ込んだ中澤。おそらくチームに気合を入れるためのプレーだったかもしれませんが、少々熱くなっていたのかもしれません。そんな中で得たＣＫで中沢が、西河をフリーにしてしまい、西河が打点の高い、中澤の頭二つほど抜け出して打ったヘディングシュートが誰も届かない良いコースにふんわりと飛んで、ネットを揺らしてしまう。久々の先制点は後半開始７分の出来事。見ている方にとってはここからが長かった。何せ今日は暑かったですからね。気温は３０℃一歩手前の２９.８℃。どうせなら３０℃っ言ってもよさそうなものですが。
失点してから立て続けに横浜が選手を入れ替えて、攻撃的に出てくるのですが、この日は山形の観客も期待していた俊輔がサブにも入っていなかったことが、山形にとっては幸いだったかもしれませんね。ゴール近くでＦＫを結構与えてましたもの。直接ＦＫも狙える位置でも与えてましたし、フリーで打たれる場面もありましたが、枠を外してくれました。まあこれは入ってもオフサイドだったようですが。この日先発したロメロを川西に代え、できるだけボールをキープできるようにしたのかなあと思いましたが、中々思うようには行きませんでしたが、それでも確実にゆっくりではありますが、ボールを運べるようになりました。残り１５分を過ぎてからは、ワントップで初先発した林を宮阪に代え、川西とディエゴの２トップにし、中盤は３ボランチにし、ＷＢは比較的低い位置に下がり、守備を固めてきました。そしてロスタイム４分と同時に、この日も縦横無尽に走り回った松岡に代え、中島を投入し、できるだけ前目で走り回りながらロングボールをきるような動きを出し、何とか完封に繋げて勝利しました。前回勝利したときもホームで尚且つ神奈川の川崎Ｆ。今日も神奈川の横浜ＦＭ。なんだか神奈川のチームに相性がよいのかなあと思ったら湘南にやられてたんですね。まあね、強くて歴史のある横浜ＦＭに１−０と均衡した試合で勝利できたことは、これからに繋がるような気がします。次はアウエーですが、近場の新潟。頑張って応援して勝利を掴みましょう。まずは今日は良かった、良かった。１２０００人を越える観客の中１点しか取れませんでしたが、完璧な１点ですし、完封勝利ですから、良い宣伝になったのではないかなあと思う。
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