過去5年間の成績

新入団やら移籍などぼちぼち巷を賑わしてますが、ここで過去5年間の
成績を振り返ってみた。2003年以前のものは1試合1試合の公式記録
から拾ってきたのでカウントミスや見落としがあるやもしれませんが
ご容赦を。

  • 成績

・2001年 3位 勝ち点80 得点61(8位) 失点39(1位)
    27勝11負6引き分け  動員数 96,592人(4,391)
    主な得点者 根本亮介(13),大島秀夫(12),堀井岳也(10)
            佐藤悠介(8),鷲田雅一(4),西山哲平(4)
・2002年 11位 勝ち点35 得点29(12位) 失点57(8位)
    6勝21負17引き分け  動員数 82,601人(3,755)
    主な得点者 佐藤悠介(9),大島秀夫(6),根本亮介(4)
            酒井 良(3),高橋健二(2)
・2003年 8位 勝ち点55 得点52(7位) 失点60(8位)
    15勝19負10引き分け 動員数 96,142人(4,370)
    主な得点者 中村幸聖(11),大島秀夫(9),星大輔(9)
            羽地登志晃(6),松田正俊(4)
・2004年 4位 勝ち点71 得点58(5位) 失点51(5位)
    19勝11負14引き分け 動員数141,246人(6,420)
    主な得点者 大島秀夫(22),星大輔(5) ,根本亮介(4)
            林晃平(4) ,大塚真司(3)
・2005年 5位 勝ち点64 得点54(7位) 失点45(3位)
    16勝12負16引き分け 動員数130,867人(5,949)
    主な得点者 原竜太(12),林晃平(7) ,阿部祐大郎(5)
            根本亮介(5),佐々木勇人(4)

  • 感想

やはり2001年は凄かったですね。もちろんVゴール勝ちが6試合も
ありますが27勝は凄いですね。また二桁以上の得点者が3人もいるし
失点も39とダントツ1位、この年1位の京都が48失点、2位の仙台が
56失点ですから、その凄さは歴然としている。
2005年の主な得点者を見て貰うと分かるが、前年度に比較して選手の
名前が変わり、チームが生まれ変わったのが良くわかると思う。
2001年から2004年でも確かに得点者の名前は多少変わるがそれでも
2005年に比較してさほどの違いではない様に思う。
観客動員数は2002年に成績と共に下がったが、それ以降は少しづつ
ではあるが増えて来ている。2005年ではホームの試合が芝生の影響で
Jビレッジで開催した事やホームゲームが雨が多かったこと、また雷雨で
試合が中止になったことや、ホーム未勝利期間が長かったことも影響した
様で若干前年度より下がったが、それでも13万人を越えたのは、山形
応援隊の方々が行ったパンフレット配布活動の効果を証明しているように
思う。活動された方々、本当にご苦労さまでした。

  • 総括

この5年間を総括して来年度をどの様にしていくべきか。
まず試合の勝負から見ると特に2002年と2005年は引き分けが多い。
また失点は年度によって多少はばらつくが良い部類に入るが得点は成績
の如何にかかわらず非常に悪い傾向にある。もちろんチームスタイルや
マンパワー的な部分で守りから入らざるをえないにしても、1人や2人
で切り開くことが出来るFWの獲得や、MFがどれだけペナルティーエリア
に顔を出せるか、またセットプレーでDF陣が得点に絡むことが出来るか
にかかっている。過去5年間の得点者でDFで名前が挙がっているのは
鷲田只一人しかいない。他のチームでは必ずといって良いほど一人位は
DFでも4、5点位取る者がいる。DFが得点する機会は殆どがセットプレー
やそのこぼれ玉からの展開が多いはずだ。
樋口新監督が記者会見で攻撃的に行く事を宣言しているわけですから
何とか強力なFWの獲得やレベルアップはもちろんMFの運動量やセット
プレーの精度や展開力を付けDF陣も得点を積み上げることが大事だ。