得点では２５も開いているが失点となると逆に福岡の方が少ない。順位は１０位と１３位で勝ち点差３。得失点差があるので逆転する順位では無いが、山形としては中位クラスに飲み込まれるわけには行かない。ホームではなんとしても勝ち点３が欲しい。先制点を取る展開が多い山形だが、天皇杯を含め先制点を与える試合が増え、追いつくためにエネルギーを使い果たす場面が増えているだけに、先制点が欲しいところ。今シーズンの福岡戦では先制点を奪ったまでは良かったが追いつき、追い越されてしまい、苦しいシーズンを案じさせるような開幕２試合目でした。残り試合数も少なくなったこの時期に、この順位で対戦するとは思っていなかったのですが、まあ仕方が無いですね。
福岡はここ３試合負けが込み、３試合で４得点１３失点と守備が崩壊しているようだ。山形は７得点４失点と得点は奪えているものの失点が無い試合は５月から４ヶ月以上ないだけに苦しい場面が多くなってきている。そんな両チームが攻撃的に出たら確かに得点機会が多くなるだろう。ミス無く得点を積み上げた方が勝つ試合は見ている方は面白いかもしれないが、昔を知るサポータならご存知の方も多いでしょうが、４−４−２で対峙しどちらも相手のよさを消しあうミラーゲームのような試合が多く得点が大きく動くことが少なかった。もちろん５失点する試合などもありましたが、それでも１点差で最少得点で勝敗を決める試合が多かったような印象を持つ。福岡とはＪ１、Ｊ２合わせて２８試合あるが、結果は７勝８敗１３引分と圧倒的に引き分けが多い。ひとつ負け先行しているのは今年の勝敗がひとつ加わっているからでもある。
