柏戦

先ずは結果から３−０の快勝です。前半は開始当初はかなり攻め込まれ、ＤＦ陣もセフテーに逃げたこともあって自陣に貼り付け状態だったが、渡辺がディエゴを完璧に近い形で押さえ込んだために危険なシーンはほとんどなかった。また木村も１対１のデフェンスに強く殆どサイドの攻防を押さえ込んだ。但しＣＫ時にはやはり岡山の頭一つ抜けたヘディングは驚異であったが濡れたピッチだったためか、キッカーの精度が悪かったことが失点に繋がらなかったようだ。但し攻撃に関してはレアンドロが２度ほど完璧はフリーなシーンを作ったにもかかわらず得点に繋ぐことが出来なかったのが、後半に対する不安が残った。また林も果敢にドリブルで攻め込んだが、どうしても相手ＤＦの足に引っかかってしまい、ボールが前に抜けなかった。一度で良いから抜け出せば決定的なシーンもしくはＰＫを貰えたかもしれないが、残念ながら前半は０−０。後半の立ち上がりのＣＫをレアンドロがニアであわせるもゴールポスト。今日は本当にレアンドロ、運がない。その後素数分間柏に攻め込まれるも清水の正面を突くシュートなどで助かると後半５分に、相手陣内でボールを奪い、永井から出されたパスを財前が受けＤＦをかわしてシュートコースを作って左足のシュートがゴールネットを揺らす。またまた同じ様にボールを奪い永井が相手ＤＦをかわして左足のシュートが、珍しく枠にとび２点目。ここから柏が攻撃に転じシュートを撃つも清水のファインセーブで凌ぐ時間が長くなる。何とか自陣でボールを奪って前に送ったボールをレアンドロがＧＫと１対１になるもシュートはゴールポスト横をすり抜けてしまう。本当にレアンドロは運が無いというかなんというか。ところがそのレアンドロに漸く得点のシーンがやってくる。財前や永井と同じようにゴール正面でボールを貰うと右に降ってシュートコースを開け、右足のシュートが弧を描いて決まる。これがトドメの３点目となりゲームは決まった。但しまだ完封のチャンスがある。第１クールは３得点から岡山のヘディンシュートが永井の肩に当たって不運な１点を献上しただけにどうしても失点だけは避けたかったが、長めの３分のロスタイムも足が止まることなくプレスを掛け、相手を自由にさせなかった事が功をそうし、完封で勝った。やはり攻めてくるチームには山形が相手に先制さえ与えなければ強い事が証明されたような試合だった。ちなみ、佐藤由紀彦は前半こそなかなかよいポジショニングで見せてくれたが、後半はわたしの目から見ると完全に消えていたような気がする。山形戦以外で頑張れ。