山形vs徳島・後半

後半立ち上がりから徳島ペースで試合が運ばれるが5分過ぎに中盤でボールを奪うと前に早く仕掛け、レアンドロが左に流れ、ゴール前に高橋が走り込む、これにレアンドロの得意なピンポイントクロス、高橋がヘディングシュート、相手GKがセーブしたかに思えたが、ゴール側にこぼれ、これを林が詰めて2点目。後半15分過ぎに財前のCKからのこぼれ玉をゴール前にいた林に渡りゴール、一瞬オフサイドかと思われたが、相手の23番が残っていた。後半30分に自陣でボールを奪い根本に渡る。完全なカウンター、根本は右に流れながらボールを中央に入れると、レアンドロが相手DFの前に切り込みボールを貰うと一瞬根本に戻すようなそぶりで相手DFがちょっとだけ離れた隙を逃さずゴールに切り込みゴール。これで4−1、ここからはリスクを避けた形で前線でキープしながら、シュートチャンスを狙うパターン。徳島は風上を利用してロングボールを多用するが得点に繋ぐことが出来ずに試合が終了。柏戦の後半同様の得点経過であった。得点時間も非常に似通った形だが、今回はミドルではなく、ロングシュートありヘディングあり、豪快なシュート有りとバレエティーに飛んだシュートが見られた。またこの蒸し暑い中でも最後まで足が止まらずに闘ったことも勝因の一つであろう。次節の愛媛戦では左SBの木村が累積で出場停止。臼井を下げるのではなく、太田あたりに期待したいところだ。最後に他試合の結果は柏が横浜に逆転勝ち、仙台−神戸はスコアーレスのドロー。ベガルタサポさんには胃が痛くなるような試合だったのではないだろうか。草津−湘南は2−2の引き分け、草津は負けなくて良かったですね。東京V鳥栖は1−1の引き分け、5位以下の混戦では山形と札幌が勝ったため順位ががらりと変わって、山形が順位を2つ上げ6位になった。3位との勝ち点が9と3ゲーム差、2位とも10となり第3クール以降にまだまだ昇格レースに残ることが出来た。その意味でも次節の愛媛戦が非常に大事になってくることになる。