草津戦は勝ちました。

朝から雨がしとしと降る今日。11時過ぎには雷、う〜ん、どないしよ。な〜んて思いもしませんが、しっかり厚着して出かけました。会場について愕き。「何だこれ」が第一声。人がいない。幾ら雨が降ったからって、幾ら昇格が無くなったからって、いくら10試合勝ち星が無いからと言って、こりゃ酷すぎませんか?1時の段階では草津の方が多いような錯覚をしてしまった。もちろん山形の方が多いに決まってますが。さて試合の方ですが、前半はゆっくりまったり、それでも10分過ぎから山形ペースになるがゴール前でなかなかシュートに行けない。ちょっとしたタイミングのズレ等で物に出来ない。それでも惜しいシュート?はあった。レアンドロが左に開いてボールを受けると相手DFをかわしながら、ゴール前に飛び込んで来る選手に合わせる。触ればゴール、触らなくとも・・・。ゴール右ポスト横をすり抜けてしまった。山形ゴール裏から「ショート撃て」のコールが出てしまい苦笑してしまった。確かホーム仙台戦で、仙台サポがやった奴。草津は山形の右サイド裏を狙う様なパスを供給してくるがシュートを撃たせない。但しレオナルドのボールキープはやはりハラハラしてしまう。頼むから無理しないでくれと願うばかり。臼井はやはりMFの方が断然面白い。それでもなかなかゴールが生まれずに前半終了。後半から若干プレスの位置を高くして来た山形。そこで来た決定的なシーン。後半13分、山形のプレスにバックパスで対応したがこのボール、レアンドロがぼーっと立っていたところに転がる。プレゼントパス。草津の完璧なミス、これをレアンドロが一人DFをかわし、更に戻ってきたDFを避けるように右足で撒いたシュートがゴールネットを揺らす。喜び勇んで山形ベンチ前まで来てゆりかごダンス。誰のお祝いなのでしょうか?ここで草津は直ぐにメンバー交代。DF(依田選手)を1枚削って中盤を厚くしてくる。攻撃に出てきたのだ。その分彼がいた左サイドにスペースが生まれ、そこを木村と臼井が突く形になる。そのついた場所で貰ったスローインから根本がPA内に進入した瞬間に相手DFの斉藤選手が根本を倒す。その瞬間審判が笛を吹いて指した先がPKマーク。一瞬外かと思われたが、中だったんですね。これもレアンドロが落ち着いて決め2−0。この後センターサークルからの草津のリスタートに山形の選手がプレスを掛ける。レアンドロのプレスからボールが落ち着かず山形がボールを奪い、左に出したボールをセンターに戻す、これを根本が狙い澄ましたゴール。PKから1分後、まだ山形サポータはPKの得点を祝って歌っている間に決めてしまった。根本は試合開始前のインタビューで、ゴールを決めると宣言していたがその通りの仕事をしてくれた。これで3−0、試合は決まったが、残すは、更なる追加点と完封。しっかり守ってカウンター、相手は攻撃に出てきた分DFラインが非常に高い。その裏をつくために両サイドハーフ、宮沢と臼井に変わって財前と佐々木を投入、財前は非常に良かった。誰も気がつかないような動き出しから、すーと、走り込んでボールを貰う。まだまだ怪我明けで試合感は戻っていないようだが、それでも非常に良いアーリークロス等を見せてくれた。尚佐々木は残り5分からの出場のため、若干引き気味だが、前に出るスピードは生きていた。但しクロスの精度がいまいちでなかなか得点に繋がるシーンは無かった。やはり勝ち試合は見ていて面白い。確かに得点した3点は全て相手のミスがらみではあったが、そのミスを誘発させるような動きがあったからこそであり、これからもしっかり守って攻撃では果敢にゴールを狙っていこう。雨が降ろうが、寒かろうが、やはり観戦して良かった。勝利の県民歌は何時以来だろう。あの仙台戦以来なのはわかってはいるが、なんだか一昔前のように感じてしまった。