まずはじめに前半２トップにボールが収まらないのは何故なのでしょうか？第１にセカンドボールがなかなか奪えないのが原因である。第２にイージーなミスが多く、特にデフェンスラインで回しているときにミスをすると全体的に下がらざるを得なかった事が大きいように思う。第３にＭＦとＦＷの選手の出入りが少ないためにボールを出すことが出来ないと言う状況に陥り、相手ＦＷが仕掛けて来るので慌てる部分もあった。第４に攻撃が左一辺倒になってなってしまっていた。湘南も左を上げているため木村が上がりずらかった様に思えるが、それでもやはり何らかの打開策をひねり出さなければならないだろう。最大の原因は決定的な場面で落ち着いたシュートが撃てなかった事が言える。林が１対１になった場面で確かにあの場面でループシュートを選択したことは間違いではないが、出来なかったのが頂けない、今後はいろいろな状況でのシュート練習も必要であろう。その後も何度かチャンスはあったが、詰めきれない、決めきれない部分が多すぎた。また湘南の得点シーンは、非常に旨かったし素晴らしかった。前線に入ってきた選手がそれぞれに動いて山形のＤＦがバラバラと崩されてしまった。但しここにも問題が無いとは言えない。クロスを出した選手がボールを貰う瞬間、山形の選手が離してしまってはいたが、あそこではボールの出し手をフリーで気持ちよくボールを出させてはいけなかったのではないか？あそこは確かに離れてはいたが、ボールを受けてトラップし前を向いてボールを前に出してからクロスを上げていたわけで、コース切ったり、体を出来るだけ寄せて視界を切りに行ったり、相手のボールコントロールを少しでも狂わすような動きが必要だったように思う。ズルズルと下がってしまったＤＦライン、人数がいた分、一番近くにいた太田がボールを奪うのではなく、ボールに寄せる動きをして貰いたかった。まあ終わったことは致し方ないが、今回の試合で、前節、前々節で課題となっていた部分がはっきり見えたはずである。いままでは勝ってしまっていたので、見えてはいたが意識が低かったように思うので、今回は１週間開くので何とか修正して東京Ｖ戦に向かっていって欲しい。特に東京Ｖとは勝ち点差２であり勝てば順位を確実に上げることが出来る。そのモチベーションで闘ってくれ。最後に今回の試合で木藤と永井が怪我をしてしまった。木藤はどうも筋肉系の様に思われるので長いように思われる。永井はどの様な怪我だか分からないが、何とか次節戦える状況であって欲しい。もちろん次節もレオナルドは累積で出場停止であることからするとＤＦラインが非常に手薄であり、心配はつきないが、サテライトで経験済みのイジョンミンを使うなどいろいろな方策を練ってくることでしょう。ここから再出発しよう。
