イエメン戦

ピッチが悪いからなのか、空気が薄いからなのか、はたまた高地だからなのか、ボールが違うからなのか?理由はわからないがボールが選手や枠を越えてしまうシーンが多いこと多いこと。前半は守ってきたイエメンのデフェンスを崩すことが出来なかった。但し田中から出されたクロスをガラガラのゴールに巻が決めるチャンスはあったのだが・・・。後半の25分過ぎに若干イエメンも攻撃に出ては来たが、基本的には守り重視。そんな中、パワープレーに出た後半ロスタイムに坪井から山なりのボールが巻に出され、巻が落としたところに我那覇が詰めて、GKが飛び込んでくる逆にシュートを決めた。この後はゆっくりボールを回して、勝ちきった。勝つことが出来たのは何故なのだろうか?ホームの利を生かせばイエメンも勝つことが出来たと思われるが、イエメンが勝つことより引き分けを選んだのが敗因かもしれない。これで漸く予選通過が見えてきた。しかしながらこの試合を見て、感じることは最後の精度と行った部分で何も変わっていないことがはっきりした。理由は色々あるだろうが言い訳になってしまうような理由しかない。遠藤しかり巻しかり、フリーでも貰えたときには格下相手には確実に決めなければならないだろう。我那覇はJ2時代一番嫌いな選手でした。見方にすると一番好きなタイプ、日本でもイエメン戦では良いところ無かったが、代表初ゴールは本当に嬉しいだろう。まだまだ油断は出来ません。出場できたときにはどの様な短い時間でもゴールを目指す。どの様な形であれ、ゴールを決める。我那覇には綺麗なゴールなど期待しない。体の何処に当たろうがゴールを決める。だからこそ、相手になったときに一番嫌いな選手だったのだから。頑張ってくれ。