レアンドロの先制ゴールから始まった試合だが、その２分後には中央から右サイドを破られ失点。ＤＦもＧＫもポジションが悪すぎである。その後はレアンドロのハットトリックや内山、渡辺等の得点で５−１となる。ここでレアンドロが氏原に交代。私の後の方から「氏原かよ」の声がでる。宮沢の左からのクロスに対して氏原が前で競ってボールは後に走り込んだ原が漸く得点。実は原、前半にもフリーのヘディングシュートがあったにもかかわらず枠の上に行ってしまったので、漸くと言った表現になってしまった。後は残すところＦＷで出場した氏原の得点に期待したのだが、まさしく期待を裏切ってくれました。氏原の欠点は瞬間的なボールのズレに対する修正が出来ないと言うことだ。ちょっとでも自分が思っていたコースと違うと全然ついて行けないし、諦めてしまう。６−１からサポータからは二桁を期待したような声が挙がったが、とんでもない事で、舐めたかかるとやられると言った見本のような失点が待っていた。ゴール前にスローインが入るとそのままシュートを撃たれ左角に決められてしまう。何度も訪れたシュートチャンスを悉くバーや枠の上を通り過ぎていく。確かに快勝かもしれないが「勝った」といった印象を受ける試合ではなかった。レアンドロがいなかったらどの様な試合をしたのだろうか？疑問符が付く。シュートチャンスに何故迷ってしまうのか？チャンスに何故クロスを上げられないのか？ノープレッシャーなのに何故前を向けないのか？ＦＫのチャンスになにも意図のないボールを蹴ってしまうのか？何しろ疑問が残った試合である。もちろん負けるよりは勝つ方が数段良いだろうが。フルメンバーで挑んだ試合でミスが多く完璧に試合をコントロールすることが出来ない様ではプロとして恥ずかしくないのだろうか？カテゴリが下のチームとやるときはかなり激しいファールを受けやすいが、今日の三菱水島ＦＣはそのようなチームではなくボールを繋いで来るチームであっただけに、もっともっとアグレシブに闘って欲しかった。次は何処と当たるかわからないが、逆の立場になることだけは確かなことであるから、今日のような試合をしていたのではとても勝てる物ではない。ところで他のＪ２チームはどうだったのだろうか？昇格争いをしている横浜ＦＣはＮＨＫの期待通りに負けてしまった。神戸はＪＦＬ２位のＹＫＫ ＡＰに４点も失い負け。このほかには東京Ｖも負け、水戸も負け。仙台は何とか前半の１点を守りきったようだ。鳥栖は０−２から逆転し４−３で勝利した。尚札幌は１−１のまま延長戦に入り、フッキと相川のゴールで３−１と勝ったようだ。
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