徳島戦

いやー、久々の生観戦、なんだかなあ〜と言った試合。徳島さんには失礼だが、徳島だから勝てたという試合。前半開始早々のCKを得てゴールチャンスが生まれたが、そこからのカウンター、ジョルジーニョが清水の位置を見てしっかり狙ったロングシュートが試合開始1分で決まってしまった。その後は徳島が旨く試合を進めた。その中でも前半25分に本橋が出したスルーパスレアンドロが反応しGKと1対1の場面でシュートするもバーに嫌われる。なんだかこのあたりからプレスが利かず、徳島がGKも交えたポゼッションに入る。チャンスらしいチャンスが全くなく前半終了。後半前線からプレスをかけ始め相手のミスが目立ちはじめる。後半22分に本橋を下げ、前田を入れ、臼井を左MFに上げてから攻撃にリズムが生まれ初め、後半24分に林が浮き球でレアンドロに出しこのボールを旨く処理し相手GKが出てくるところをループ気味にシュートし同点に追いつく。後半久々の先発で足がつってしまった佐々木に変わり、高橋投入。後半31分に誰が出したのかなあ、やはり林だったろうかレアンドロがこのスルーパスに反応し、相手GKをよく見て逆転のゴール。ゴールの後にレアンドロが怪我をし氏原に変わるが、このまま試合が終了し逆転勝利。前半先制されたことから、なんだかバラバラでパスミスが多くクリアーミスも多かった。前田が入ったからなのか、臼井が上がったからなのか、分からないが後半はかなり良かったように思う。但しそんな中でも連携が旨くいかずに流れが変わりそうだったところをレアンドロが救ってくれた。レアンドロの怪我がどの程度だったのか分からないが、ヒーローインタビューの後もボールを蹴ることもなく、サポータにも挨拶できずに引き上げてしまったことが気がかりである。財前、木村に続いてレアンドロまで怪我で失ってしまっては今後が非常に厳しくなってしまう。氏原は後半残り10分からの投入だったが、入った時は良かったが、直ぐに足に来てしまったように感じるのは私だけだろうか?あの場面では運動量豊富な原を投入すると思ったが、監督は背が高い方を選んだようだ。先ずは逆転勝利は嬉しいが、このままではどうしようもない。90分間試合をコントロールするような展開でなければならないだろう。かなり厳しい道のりになりつつJ1昇格だが、圧倒的な強さを見せつける試合を今後は続けて欲しい。何故前半に試合をコントロールできないかをもっと真剣に、そして真摯に受け止め、選手自ら打開策を出さなければならない。この1週間の練習を大事にして横浜戦では圧倒的な強さで勝とう。柏戦や水戸戦で見せたあの試合を残り全ての試合で出して行こう。横浜、水戸とアウエーの試合を勝ちきって、仙台戦ではホームを山形一色に染めて勝てば、流れが変わるはずだ。仙台戦は何が何でも勝って仙台をどん底まで落としてしまおう。