第48節 山形 vs 草津 レポート

まだ各紙出そろってはいないが、掲載されたところだけ貼っておきます。前半立ち上がりなかなか旨くいかなかったのは想定外のフォーメーションだったためのようで、そこを越えてからはかなりスムーズに試合をコントロール出来たようだ。また雨の試合でのデフェンスに関しても昨年何度も経験したことが昨日の試合で生きたようである。特に前半はかなりリスクを抑えた様で両SBがなかなか上がっていかなかったがそれでも攻撃の手をゆるめることは無かったが、得点を決めるまでには至らなかった。後半開始13分に相手のバックパスミスをかっさらってゴールを決めたレアンドロが完全に相手を上回ってしまった様で、その後の攻撃に迫力が出たのは気持ちで楽になったからだったんですね。またかなりの人数で攻撃に出ても草津の攻撃は単調だったこともあり、ハラハラするシーンは殆ど無かったことも優位に立った様である。草津は山形のプレスに慌てるシーンが目立ったようで、自信の無さが伺われた。もちろんその自信の無さはここ数試合システムや出場メンバーを変えて対処しようとした植木監督自身が自信を失っているからなのだろう。監督の心の揺らぎが選手にも伝染してしまったのかもしれない。確かに負のスパイラルに落ち込んでしまったようだ。今シーズン4試合闘った中で何をやろうとしているのかが見えない試合だったように感じる。カウンターサッカーからの脱却をはかろうとしていることだけは感じられたが、そのマイナスな部分だけが如実に表れてしまっているようである。まあ相手チームの心配をしてみても始まらないか。どちらにしても山形は残り3戦、大事にそして確実に成績を上げなければならない。特に柏戦で本当の山形の力を見せつけてくれることを願うばかりである。なお監督の去就問題に触れていたのはスポーツ報知のみ、明らかに狙った試合終了後の樋口監督が手を合わせて拝む様な仕草の写真を掲載した。もちろん前回行われた甲府戦後に監督解任を撃ってしまっただけに引くに引けない状況なのだろうか。RUSHに出ていた広報の「憶測の記事が出てしまったということで『ノーコメント』」に対する当てつけかと穿った見方も出来そうだ。

山形が後半一気の3得点で11試合ぶりの勝ち点3(J’Goal)
草津に3−0、11試合ぶり勝利山形新聞
J2山形 3ゴール、草津に快勝河北新報
モンテディオ3発11戦ぶり勝った(スポーツ報知)