J2優勝を果たした横浜FCと山形を比較してみた。まあね横浜の場合スコアーレスドローが非常に多いわけで、見る分にはあまり面白い試合とは言えないかもしれないが、山形と決定的に違う物があった。スコアーレスドローを除く試合の先制率は横浜FCが70.0%に対して山形は46.7%。また先制したときの勝率が82.1%に対して66.7%。先制できず、先制しても勝ちきれないのが山形という結果。また先制された時の逆転率が横浜FCが25.0%に対して山形が12.5%で半分しかない。優勝するチームと比較するのも何だが。ちなみに先制したときの勝ち点が横浜FCが73点に対して山形が47点。先ずは先制するまで我慢強く守ること。しっかり守りカウンターをケアしながら攻撃に出る。自チームのCKやFKのこぼれ玉は出来るだけ奪うか、相手の攻撃を確実に遅らせるなど。また勝ちが見えたときのロスタイムの使い方なども全てにおいて意思統一が必要なんだろうなあ。樋口監督がいう、試合運びのうまさが横浜FCにはあったと言わしめる結果がここにはあったように思う。
- 横浜FCの成績
全クール 48試合 26勝15分け7敗 勝ち点93 得点61 失点32 得失点差+29
- 内容詳細
先制して勝ち 23
先制するも引き分け 4
先制するも逆転負け 1
先制されるも逆転勝ち 3
先制されれるも引き分け 3
先制され負け 6
スコアーレスで引き分け 8
- 結果
40試合中先制したのが28試合、その結果が23勝4分け1敗
40試合中先制されたのが12試合、その結果が3勝3分け6敗
スコアーレスのドローが8試合
- 山形の成績
全クール 48試合 17勝14分け17敗 勝ち点65 得点68 失点57 得失点差+11
- 内容詳細
先制して勝ち 14
先制するも引き分け 5
先制するも逆転負け 2
先制されるも逆転勝ち 3
先制されれるも引き分け 6
先制され負け 15
スコアーレスで引き分け 3
- 結果
45試合中先制したのが21試合、その結果が14勝5分け2敗
45試合中先制されたのが24試合、その結果が3勝6分け15敗
スコアーレスのドローが3試合