スーパーカップ

風を味方にしたガンバ大阪と風を敵にした浦和。マグノアウベスハットトリックは全てGKがこぼしたボールに詰めて冷静に決めた物。しかし風下で苦しんだ浦和は風上に立っても風に苦しんだ。サイドを切り替えるボールは全て長くサイドを割ってしまう。いらだつ小野が味方によく見てしろとジェスチャーで示す。ワシントンやポンテもいらだち警告をもらってしまう。何をやっても旨くいかない浦和に対して、更なるシュート精度があったら一体何点とった事であろうか?こぼれ球から取った3点以外は二川のミドルシュートの1本だけ。しかしこぼれ球にはなぜあいつがいたのだろうか?浦和のこぼれ球は悉く相手にわたってしまい、分厚い攻撃は陰を潜めてしまった。阿部が千葉から加わり期待されたが、全く良いところが無かった。疲れの見えた浦和に対して、絶好調であったガンバ。最後にバレーを出す余裕。この交代後に更に1点を加えたのだから、層の厚さ見せた事になる。浦和はやはり怪我人が多く、ベストをくめなかった。但しそうだからといって0−4で負けてはいかんだろう。今年は年間最大で60試合をこなさなければならず、今日のような布陣はいつでもあり得る。どのようなチームにもある程度の力を見せなければ世界のサッカーなどありはしないのだから。