湘南圧勝

やはり香川のいないC大阪は脆いですねえ。最後の失点は攻撃に出ていたので致し方なし。それでも臼井のパスカットから早いドリブルと、見事はクロス。カレカは恩返しゴールを落ち着いて決めました。出来れば勝つにしても最小失点差で勝って欲しかったなあ。勝ち点で並ぶと得失点差で抜かれる勘定です。まあキャプテン宮沢も言っておりますが下を見ずに上を追撃するしかないでしょう。
甲府は1−0から逆転勝利。もと山形の羽地が2ゴールで逆転の立役者になったようです。
J1では久々ですかねえ横浜マリノスがG大阪相手に勝っております。こちらも元山形の大島がゴールを決めております。そして元山形が多い神戸は、やはりこちらも元山形の小林がこの試合唯一の得点を決めて勝利しております。元山形監督が勤める大宮も横浜同様久々の勝利。鹿島は最下位千葉に足元をすくわれてしまいました。また元山形監督が勤める新潟は東京V相手に0−4と大敗してしまいましたが、アウエーですので、心配は無いでしょう。意外に新潟はアウエーでぼこぼこにやられてもホームではしっかり勝つことが出来るチームですからね。それだけサポータの力を受けているチームなんでしょう。
さて、実は試合開始からずっと見ていた浦和vs柏。凄い試合でした。4つともものすごいゴールばかりでした。前半に柏の菅沼が決めたゴールは相手DFのクリアーボールを胸トラップで落としたボールをそのまま蹴りこみドロップするようなシュートが相手GKの手を弾き飛ばすようにしてネットを揺らす。前半に追いつきたい浦和が決めたのが前半34分阿部のネットに突き刺さるようなゴール。前半はそのまま終わり、後半に入るとメンバーをいろいろ変えながらもなかなかゴールが生まれない。ようやくスコアーが動いたのは後半ロスタイム4分を2分使い切ったとこで高原がヒールで落とすものの相手DFに奪われたかに見えたボールを永井が奪いかえし、そのままGKと1対1を難なく決めて2−1で浦和の勝利が決まったかに思えたのだが、最後の最後に、ここまで全く仕事をしていなかったフランサが相手DFと競り合いながらもボールをシュートできるところに浮かし右足アウトサイドでシュートに行くと右ポスト内側に当たって左サイドネットに吸い込まれていく。このときロスタイム4分は使い切っており、最後のワンプレーであった。全くフランサの魔法は試合終了のホイッスルがなるまで解けてはいなかったようである。エンゲルス監督が時間のことを言っているように見えましたが、永井のシュートが決まってからセンターサークルまで戻るまでかなり時間を使ったときに審判が時計を止めたのだろうなあ。まあ妥当な処置のように思えるよ。
これでJ1は1位の鹿島から10位の新潟まで勝ち点1差で並びその差が6。11位の大宮が勝ち点27で16位のマリノスですら勝ち点22。優勝はおろか降格組も全くわからない状況になってきたようです。W杯予選が始まったら選手もかなり抜けるでしょうから、気が抜けない試合が続きそうです。