負けました・御免なさい。

14、392人を動員して始まったこの試合、前半30分までは、攻撃に出てこない広島のおかげもありましたが、何とか持ちこたえました。しかしながら中盤でボールを奪われると(ちょっと相手のファール臭いが)佐藤に渡る。ここで宮本がサイドにセフティーにクリア出来れば良かったのですが、かわされてシュート。清水が僅かに触ったのですが、ポストに当ったボールは無常にもゴールネットを揺らしてしまう。この後ボールの奪い合いやリトリートする広島の守備陣にボールを回され、前半終了。前回の対戦では、この時間帯に追いつくことが出来たのですが、流石に今回の広島は無難に前半を終わらせたようです。
後半に入ると、ボールスピードを上げ始めた広島。特に山形の右サイドを狙われ始めました。山形の左サイドを上がるようにしながら、中盤の一人を山形右サイドに浮かしてそこに供給し始める。但しそこを上手く防ぐと何度がチャンスを掴みかけるがネットを揺らすことが出来ない。山形左サイドのCKをフリーで合わされたものの清水がCKに逃れる。昨日あれだけセットプレーの練習をしたのにフリーで打たれたことで、守備に混乱を招いたようで、直後のCKで失点してしまう。何とか追いつきたかった山形でしたが、逆に離されてしまいました。ここからは上手い広島のパス回しを追い掛け回すシーンが続き、足に来てしまったDF陣はボールウオッチャーと化してしまったようです。その後も2点を与えてしまい、0−4で試合終了。これが1位と2位の試合だったのでしょうかと思わせられる見事な敗戦でした。
ここまでジンクスを全て打ち破ってきた山形ではあったのですが、やはりJ1昇格は手ごわいようです。但し、まだその希望が消えたわけではなく、まだ現実的には、山形に分があることは確かなこと。但しここ2試合全く得点が取れていない。ここを何とかしないと、次には進めません。どのような形であってもシュートを貪欲に狙い、決めるべきところで決めきらなければ、夢は夢でまた終わってしまう。夢は見るもでも願うものでもなく掴み取るものなのでしょう。それを実現するためにも次節のC大阪戦が大事になってきます。何をどうすれば良いかは私には分かりませんが、与えられた仕事を100%常にこなせるだけの努力が必要になってくることは間違いないし、スピードと高さにはスランプが無いと言われます。そこを上手く使えるようにならなければ無いでしょう。
最後にこの試合に駆けつけた皆さん、この敗戦で観戦を終わらしてはいけません。何故ならこの想いだけで試合を見終わらせると勝利のあの喜びを味わわずに終わってしまうからです。やはり思い出は良いものにしなければならないからです。これに懲りずにまた駆けつけてやってください。共の戦いましょう。そこにモンテディオ山形がある限り。
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