確かに鹿島戦も勝利すれば残留が決まる試合であったが、個人的にではあるがその現実感はあまり感じていないまま試合に入ってしまったように感じる。今回は全く違う。勝てばでは無く勝たなくてはならない試合である。確かに残り３試合あるのだが、現実味を帯びているのはこのホーム大宮戦である。過去の戦績からすればそれ程、相性が良い相手では無いが、それでも勝たなくてはならない相手であることは間違いないところだろう。
どの記事でも勝利すれば云々が書かれているのですから選手達も感じていること。監督が言うようにこの時期にこのようなストレスを感じながら試合が出来るのですから幸せなこと。開幕前は横浜ＦＣや札幌が降格より早い時期に決まるだろうと目されていることを思い出してもらえれば、幸せである。但しあくまでも残留を決めることが前提とした話である。
スポーツ報知の少数精鋭はちょっと皮肉も含めてだろうが、綺麗な表現過ぎる。簡単に言えば怪我人が多くて紅白戦もままならない状況には違いない。但し監督が言っている「チームがコンパクトで人数が少ない分、集中してできた」は負け惜しみでは無く、本音なのかもしれない。少ない分監督の目も届きやすかったことは確かだろう。山形は完成されたチームでは無いし、一人一人は経験不足な部分も多いでしょうから、他所の監督のように一つを言えば全てが動き出すようなチームでもない。小林が良い監督か悪い監督かは別にしても今の山形にフィットしている監督でることは間違いないことでしょう。山形の監督を務めたから何処でも通用するわけではないにしても、評価が高い監督であることは確かである。逆に言うと常勝チームの監督が山形を指揮していたら果たして今日の成績を残していたかはわからない。山形にとっては良い監督であると言うことを明日証明してくれることを願いたい。
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