開場してから雨が降りましたが、試合中は何とか持ってくれました。それにしても観戦者が６０００人を切るって少ないですよね。まあ昨年よりははるかに多いのですが、ナビ戦の順位が良いからでしょうかね。でももうちょっと入ってくれないと厳しいクラブ運営になりそうで怖いなあ。
さて、試合のほうは攻撃ではアジエル、守備ではジャーンや野澤のいない湘南に対して山形に致命的なミスが無い限り、負けそうな雰囲気が全く無い立ち上がり。開始６分には左から北村のクロスに田代と宮沢が飛び込み左からのクロスで初めて田代がゴールを上げるという展開。その後秋葉もミスから危ない場面もありましたが、シュートが枠を外れてくれました。前半３３分に得たＦＫをゴール前に増田が送ると、これを秋葉が頭であわせ２点目。どちらのゴールもジャーンがいたらどうだったろうかと思われるようなゴールでした。前半はこのまま終了。
後半湘南が中央を使い始めゴール前まで運ぶのですが、そこからパスミスだったりあわせきれ無かったりと、昔の山形を思わせる試合運びで、攻撃に出てはミスを繰り返す展開。山形も同じようなもので、中々有効な攻撃に繋がらない。特に田代から長谷川にスイッチしてからますます悪くなってしまう。動き出しが遅い長谷川でＧＫのパントキックにも遅れて競り合うことになり、肘が相手の顔に当たってイエローを貰ってしまう。ゲーム感なのかどうか分からないが、田代の開幕当初のような印象を受けてしまう。田代の場合は、その後試合に出続けることで、あわせることが出来るようになりましたが、今の使われ方では「長谷川復活」を印象つけるプレーを見るにはかなり時間を要しそうである。何しろ動き出しが遅い。
プレスキッカーがいなくなり増田がＣＫ、ＦＫを蹴り続けたことが良かったのか、最後の直接ＦＫで、上手く力が抜けたようで、見事に決めてくれました。このゴールが決まった瞬間に試合終了。この１点が大きく左右し暫定ではありますが、磐田を抜いて１位に躍り出ることが出来ました。増田はここ３試合で１ゴール３アシスト。この３つアシストが３試合連続という素晴らしい活躍ぶり。宮崎で監督を悩まし続けた布陣がようやく機能し始めたのかなあと感じる内容でした。但しあくまでも主力の殆どを怪我で失っている湘南相手ですので、かなり差し引いて判断しなければなら無いでしょうけどね。まずは勝利のプレゼントありがとうと選手達には言っておきましょうかね。
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