モンテ関連記事

小林監督にとって山形ってどんなところだったのかなあ。終わりよければ全て良しという言葉もあるが、終わりはあまり良い結果ではなかった。でもねえ就任した年の2008年は目標を5位以内においてスタートしたのですよね。おそらく周りから見ていた山形ってそんなところが実力値だと、個人的にも思っておりました。それが小林の戦術にしっかりと嵌って戦えたからこそ、期待以上の結果が出せたのですから、監督としてもやりがいはもちろんだろうが、試合をするのが楽しいかったに違いない。そして念願だったJ1昇格を果たした。J1年目、開幕戦のベンチで先発メンバーを見たときにJ1経験者が極めて少ないことを思い知らされ、愕然としたのも現実にはあったのではないでしょうか?それでも蓋を開けたら、名門磐田を相手にアウエーの地で大勝。1年目に降格の最有力候補と名指しされた山形が残留を果たした。監督としてこれ以上ない結果と言えるのではないでしょうか。小林が監督になってからハード面、ソフト面でもかなりよくなったことも確か。練習場にしても選手の環境面にしてもユースに至るまで、かなり改善されたことは確かでしょう。それが目に見えてよくなるのですから面白かったに違いない。確かにビッククラブや海外クラブに比較したら、しょぼいものだとしても、就任当時に比べたら雲泥の差だったろうし、それを目の当たりに出来たのですから達成感もあったのではないでしょうか。その点では小林監督にとっても良い経験になったんだろうなあ。これだけ愛されてやめていく監督は、山形始まって以来のことだろうなあ。なんだか勿体無い気もしますが、けじめもつけなければならないのも事実でしょうから、仕方がございません。次の仕事が決まっているかは分かりませんが、個人的には対戦する相手にはしたくないのもありますし、いつか対戦して、こんなに山形も成長したんだというところも見せ付けたいという気持ちもある。その為にも来期以降残ったメンバーはもちろん、新しく入ってくる選手初め監督を含めスタッフにも頑張って貰うしかないでしょう。

退任の小林監督、サポーターに感謝 クラブ発展へ「方向性示して」(山形新聞)
今季の練習終える(山形新聞)
小林監督、ラスト練習にサポーター150人…山形(スポーツ報知)

にほんブログ村 サッカーブログ モンテディオ山形へ
にほんブログ村