まさしく完敗ですね。得点はＣＫからの流れで取った１点のみ。それ以外でシュートに行けたのはミドルしかない。アメリカのフィジカルの強さをまざまざと見せ付けられました。逆に言うと日本の弱点を露呈した試合といえる。局面局目で人数が足りずに奪われるシーンが非常に多すぎました。
立ち上がり１５分まで、ＤＦラインを高く設定し、中盤にスペースを作らせないようにしたアメリカ。日本はＤＦラインから出しどころが無く、仕方なく出したボールをカットされる展開が続いた。日本がボールを持っても高い位置からプレッシャーを掛け、精度が落ちたボールでは日本の選手が吹き飛ばされる形が続く、開始１０分までに２点を奪って見せたアメリカの作戦がちだろう。後半も立ち上がり１５分に失点してしまった。バックパスや横パスを狙ってきているアメリカに対して、ものの見事にカットされ相手のスピードについていけない日本のＣＢ。コースさえ切れずに難なく打たれてしまう。
最後にワンバック自身２点目、アメリカの４点目が決まって試合は完全に決まってしまった。とりあえず前線に蹴っておけば何とかしてしまうアメリカに対して、裏すら取れない状況では、どうしようもない。守備に切り替わった瞬間に戻りの早さも、素晴らしいものでした。中１日のアメリカに対して緒戦の日本。足が止まったのは日本でした。
このような戦いを見せてしまった日本、今後フィジカルが強い他国に突きこまれるのか、そこを交わして裏に抜け出すことが出来るのか。勝負の分かれ目になるのかもしれないなあ。
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