羽黒と対戦したモンテユース。雨が降りしきる中、またピッチでボール止まる中、上手く試合を運ぶことが出来、３−０で勝利し初優勝し、山形県代表として天皇杯に出場することが決まった。１点目はＣＢからのボールを相手ＤＦとの競り合いに勝ち、その後も相手が体を当ててきたときにもバランスを崩すことなく体の強さを見せて高橋君が決めて先制した。高橋君はこの後も２度、３度と相手ＧＫと１対１のシーンを作り出したものの、決めきることが出来なかったのが少し残念でしたが、それでも失点の少ないモンテユースにとっては、力を得た得点となった。
２点目はボランチからの縦パスを横にすらしながら相手ＣＢのトラップを掻っ攫うようにしてボールを奪い、ＧＫを交わして落ち着いて決めたのが佐藤君でした。その後は多少相手に押し込まれながらも左程危険なシーンが無く２−０で２点リードした状態で前半を終了した。
後半に入っても大きな違いは無く、守備をしっかり構えて、高い位置でボールを奪ったら早い縦パスをおくってチャンスを作り出しはしたが、中々得点につなげることが出来ない時間が続くと、羽黒の田代君が視野の広さを使いながら危険なエリアにボールを入れてくるものの最後の選手が合わせきれず、得点を奪うことが出来ませんでした。中にはＰＡ外からのシュートがゴールポストを叩くシーンはありましたが、残念ながら得点には繋がりませんでした。そして決定的な得点を奪って見せたのが、モンテユース。中央付近左寄りからこの試合、駆け上がった左ＳＢにパスを送ると、中に入り込んで、左足で持ち込んだボールをスライディングするような右足のシュートが決まって３−０とし、モンテユースの勝利を決定的なものにしました。
しかし昨日も試合をし、今日も９０分間戦うことが出来るのですから、凄し体力ですね。なお次の対戦はヴァンラーレ八戸と十和田市高森山総合運動公園球技場で７月６日に行われます。どうもプリンスリーグの試合もあるようでゲームスケジュールは大変厳しいですし、相手はＪＦＬに所属するチームであり、日程も考慮されており、フィジカル的にも相手に分があるものの、天皇杯１回戦で勝利することが出来れば、ＮＡＣＫ５で大宮と対戦できます。モチベーション高く頑張ってほしいなあ。
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