1ヶ月振りの勝利、ホームは約2ヶ月ぶ振り

長い連敗が続いた山形。リーグ戦ほぼ1ヶ月振りで、ホームに至っては約2ヶ月振りの勝利となりました。今日の様な暑い時期の試合で、メンバー変更で勝負に出た石崎監督。先発メンバーを見ると、山岸、小林、西河、石川、秋葉、ディエゴの6名が30歳を超え、松岡が29歳、石井が28歳と随分平均年齢の高いチームで臨んだんですねえ。前半から要所要所で時間を上手く使いながら、進めたものの0−0で後半に折り返すことになりました。
後半始まる前に、大分サポから「今日は勝って帰るぞ」という声が掛かりましたが、後半最初にスコアーを動かしたのは山形でした。宮阪のファールとハンドでFKを2本与えた後に山岸から石川を経由して上手く走っていた松岡が、1回のフェイントで相手を交わし、この後トラップが少し大きくなり相手に奪われたものの、相手のキックに合わせて前に毀れるとそこに入ってきていたディエゴがアリー気味にロメロに出す、ロメロは相手DFを引き連れて飛び込んできたところで、切り替えし、その飛び込んだ相手DFと同じラインにいた伊東が、ロメロからのボールを無人のゴールに流し込み先制。かなり微妙な位置でしたが、会場内で流れたビデオでも相手選手が1枚倒れていた位置が深かったので、オンラインには見えました。後半立ち上がり14分の出来事であり、この試合もっとも効いていたロメロの得点と言っても良い内容でした。その後も山形のシュートが続くものの残り15分から、山形は相手陣内まで運べない時間が続き、なんとも危ないヘディングシュートを食らうものの、枠を外してくれて助かりました。90分が過ぎ、ロスタイム4分と長めに判断した主審。それでも耐え凌いだ山形が、自陣PA内でプレスバックで奪った伊東が、クリアーしたところに、途中出場した山崎が相手ロングボールの出所にプレッシャーを掛けると、たまらず相手DFも高い位置にいたGKに戻す。山崎は勢いのまま相手GKのキックを足に当て毀れたところに、1TOPで残っていたディエゴが長い長いグランダーのシュートはゆっくりとゴールに迫る。メインから見ていたものには枠内に行ったのかはわからなかったが、ゴール裏から、「来い、来い」と聞こえるような歓声が沸く。ゆっくりと転がっていたボールは相手ゴールマウスにゆっくりと転がり込み、決定的な2点目を挙げ、山形が勝利を確認した。大分のラストプレーになったゴール前での直接FKは、ラドンチッチが大きく枠を外したところで、試合終了の笛。やはり勝利は嬉しいものですね。
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