山形は立ち上がり良かったのですが、決めきれずにいると、一瞬の隙を狙われて失点。ボムヨンが下がりすぎた形でギャップが出来たその間を狙われてしまいました。その後持ち直したものの、得点までいたらず前半を終了。後半立ち上がりも山形がボールを持つ時間が長くなり、これも相手の一瞬の隙を狙って相手ＤＦの間をすり抜けた川西が、ＧＫとの１対１を冷静に決め同点に追いつくことに成功したもの。その後もチャンスはありながらひっくり返すことが出来ませんでした。松岡のヘディングシュートは惜しかったなあ。ＣＫからの石井のヘディングシュートはフリーでした。最後の船津のヘディングシュートはクロスバーとポストの角に当たってしまいました。
萬代はやはり勝っている時に効果を発揮する選手のように個人的には感じます。何故天皇杯だと点を取れるのかしら。ロメロは松岡へのクロスは完璧でした。栃木は途中で何故大久保を後ろに下げたのかなあ。あれでなんとなくですが、山形がボールを持てるようになったような気がします。
やはり先に失点してしまうと厳しいですね。出来ればあの前半の１５分で１点欲しかったなあ。またＧＫと１対１になった山崎。相手ＧＫのファイセーブに合いましたが、あれも惜しかったなあ。あのような場面で決めていれば、今の形に自信を持ってこれからの試合に臨めるような気がします。もちろん川西が、豪快に決めてくれたことは、彼にとって自信になるだけでなく、チームにとっても自信になるような気がします。
但し３バックの両サイドを使われたとき、どれだけ運動量を発揮して戻ることが出来るのかが課題かなあと思う。今日もその部分を使われて失点してしまいましたからね。ちょっとあの時はラインもガタガタになっていましたからね。前半戦あれだけ良い試合をした相手だったのに、勝てませんね。また連勝はお預けとなりました。もちろん負けるよりは引き分けたほうが、勝ち点１を積み上げることが出来ますし、相手から勝ち点２を奪うのですが、追いついての同点は評価できるのかもしれませんが、もしプレーオフを狙うのでしたら、ひっくり返すだけの力強さを持って欲しいなあと思います。
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