前半立ち上がりから失点するまでは、本当に良く戦っていたと思う。それまでは枠外のシュート１本に抑えてました。試合後のスタッツをみても０−３で敗れたとはとても思えない。シュート数も７−１１、ＦＫ数も１４−１９、ＣＫ数も２−７と圧倒とまではいきませんが、それに近い状況にもかかわらず結果は０−３ですからね。誰もが最後の精度の差とわかる結果でした。後半も２点目を取って多少引いた鹿島に対して、山形の左サイドでフリーで上げるシーンが何度もありました。そこから決定的なシーンって、キムのクロスにフォアサイドで合わせた中島のシュートシーンのみ。これも相手ＧＫにセーブされてしまいましたが。
出ていない選手にどうしても期待の目が行ってしまいがちですが、もし高木利が出ていたらどうだったのだろうかとか思う。とは言ってもこの試合で山田が久々に出場し期待していたのですが、あまり効果的だったとは思えませんでした。誰が出てもある程度の試合はどのチーム相手にもできるだけの力はあるのかもしれませんが、チームを劇的に変えるだけのものを持った選手はなかなかいないのかもしれません。次節は高崎が出場できるのですが、どれだけのものを見せてくれるのか、あの広島相手にホームですからね。そろそろホームでも勝たないといけませんよ。死にもの狂いという言葉はあまり好きではありませんが、そのくらいの気持ちを見せてくれないと広島相手であっても山形の観客も、そろそろ我慢できなくなるんじゃないかなあ。先日の試合では豊田効果もあって１万を超えてくれてますが、来季に繋げるためにも、見せてほしいなあ、勝利の喚起に沸くスタジアムを。
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