リオ五輪

既にロンドン五輪より5つも多い金メダルを獲得した日本。大きな力となったのが、お家芸と言われる体操、柔道、そしてレスリングの力が大きかったかなあと思う。リオ五輪で印象に残ったのが、卓球の福原のコメント。「苦しい、苦しい、オリンピックでした」には心が揺さぶられました。団体準決勝でエッジボールで負けた時の顔がなんとも言えませんでした。その前に勝つチャンスがあり、決めればマッチポイントが取れる時に、僅かに外してしまいました。その後のコメントで「すべて自分の責任」とまで言わせてしまうインタビュアーって、どんな気持ちなんでしょうね。その流れのまま3位決定戦の1試合目で敗れてしまった時も同じような顔でした。石川が2試合目を戦っているときに、福原の顔が見えず心配でしたが、切り替えて来たようで、石川勝利の瞬間いつもの笑顔を見せ、ダブルスで勝利を収め、4試合目で勝利し3位が決まった瞬間から涙、涙でした。その後のインタビューで先ほどの苦しいというコメントを出しておりました。
そしてもう一つ印象に残っているのが、レスリング女子の吉田。4連覇が掛かった決勝戦で敗れ、銀メダルを取ったにも関わらず、「取り返しのつかないことをしてしまった」とまで言わせてしまうプレッシャーは、如何ほどのものだったのだろうか。負けて終わってもらう銀メダルと、勝って終わって貰う銅メダルでは気持ち的にも、かなり違うのかもしれないなあ。もちろん金メダルが一番なのでしょうが。それでもやはり頑張ったねと言いたいですね。
バトミントンでは世界ランキング1位で金メダルを取った、タカマツペア、見事でした。最後は大逆転勝利ですものね。バトミントンと言えば、オリンピック前に起こった男子選手たちの不祥事。もし彼らが参加していたら、注目されたんでしょうね。ちょっとした気のゆるみから、惚けてしまったがために起こしてしまった不祥事。バトミントンに集中し、不祥事を起こしていなかったらと思うと、残念だなあという気持ちにもなります。
オリンピックに参加しメダルを取っている選手の紹介が民放では良く流れますが、小さい時から本当に一生懸命親子で頑張っている選手が本当に多いなあと思う。自分を振り返ってみて、あれだけ子供を信じてやらせることが出来たかなあと思うのだが、出来なかったというのが本音ですね。いろいろ習い事には通わせたりしましたが、ほとんどが一過性のもので、子供が飽きる前に親が飽きてしまう。何しろ時間を取られ、中々子供に付き合いきれないことが多かったですからね。共働きというのもあるとは思うのですが、それにしても、親も立派な人たちが多いなあ感心しっぱなしです。
もちろんまだリオ五輪は終わってません。日本時間の月曜日まであるようです。期待に応えて日本の選手でメダルを取る選手が出てくれると嬉しいなあ。
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