バンクーバーオリンピック

冬季オリンピックと言えば、日本人なら札幌と長野オリンピックでしょうね。但し札幌オリンピックをご存知の方ってだけで年がばれそうです。日本ジャンプ陣が現在のノーマルヒル、当時の70m級ジャンプで笠谷、金野、青地の3人が表彰台を独占したんですよね。これから日本ジャンプ陣を日の丸飛行隊と呼ぶようになったんだそうです。長野オリンピックでもやはりこの日の丸飛行隊が涙の金メダルを取る。その前回大会のリレハンメルオリンピックで大失敗をして銀メダルに終わった原田選手が、ジャンプ団体で、137mの大ジャンプを見せる。このときの「立て立て立ってくれ〜」と言う実況は未だに記憶に新しい。その後原田がこと後に飛ぶ舟木の気持ちを察するあまり「ふなきい、ふなき〜」と呟くシーンが本当に印象的でした。
 
個人的に一番印象深いのはこの日本で開催されたオリンピックではなく原田選手が大失敗のジャンプをした、リレハンメルオリンピックになる。1994年開催されたオリンピックなのだが、その開催される1年前の秋に左下肢を失う事故にあい、リレハンメルオリンピックが開催されたときにはまだ入院中でリハビリを行っていた時期と重なる。オリンピック競技がTV中継されるのが夜中で、こっそりTVを見ておりました。こっそりと言っても消灯時間が過ぎていたので幾らこっそりイヤフォンを使いながら見ていてもTVの明るさで、看護師(当時はまだ看護婦さんと呼んでいたように思います)にバレバレでしたが。
もちろん原田選手のジャンプにがっかりしたのも覚えておりますが、それよりもあのノルディック複合団体(阿部、河野、荻原)の金メダルでは泣けました。もう何故だか良くわかりませんが、涙が止まらず泣きまくっていたところに、看護婦さんがやってきて、「早く寝なさいね」とカーテンの開けながら注意されたのですが、その後「どうしたの?」と聞かれ、日本が「金メダルとったんだよ」とこたえると、「そりゃ〜、良かった、良かった」と一緒に泣いてくれました。あのときの思い出は未だに忘れられないですね。でもその後しっかり「早く寝ましょうね」と言って出ていたのも思い出深いなあ。
さて明日から行われるバンクーバーオリンピックではどのようなシーンが日本人に感動を与えてくれるのでしょうか?オリンピックが始まる前から話題を提供してくれた国母選手はどうなるんでしょうかねえ。意地でもメダルを取って欲しいものですね。
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