山田の言いたいことも十分わかるのだが、勝てない時期が長いだけにサポータの気持ちもわかる。流石にブーイングをしたわけでは無いとは思うが、それでも多くの観客が「おい、おい、どうした」という声と「前に運べないのか」とか「う〜ん」という唸りとが混ざっての声が、選手たちにはブーイングにも聞こえたのかもしれないなあと個人的には思います。このチームだけではなく、以前のチームから後ろで回して、奪われて危ない場面を何度も作られ失点してきた経験が、長くサポータを続けて来た方には、何度も目にしたシーンだけに、いくら選手たちにとって自信のあるプレーだとしても、リスクが高すぎるようにも見えてしまう。
特に前節ではボランチに入ったボールが何度もバックパスをするシーンが多く、その都度両サイドがカバーに入る場面が多く、中々攻撃の組み立てというかビルドアップのやり直しのシーンが多く、迫力のあるプレーが少なく感じたのも事実のように思う。そしてサイドでライン際に押し込まれ奪われてのカウンターを受けていたようにも感じる。まあそこでの失点はなかったのですが、その後足が止まり始めた山形に対して押し込んだ形からのクロスに、ゆるくあてはヘディングシュートが、ＧＫの頭の上を超えて、ループ気味に吸い込まれてしまっての失点。凄く残念な時間帯での失点でもありました。
毎試合、ホームであるときには、今日は負けるだろうと思っていく人はいないと思います。どんな形で勝つのかなあとか、誰がゴールを決めてくれるのかとか、完封してくれるよね。といった気持ちでスタジアムに向かいます。私も毎回、どんな順位にいても、ワクワクしながらスタジアムに向かうのですが、中々結果を見ることが出来ず、顔を下げ俯きながら家路につくのは、なんとも寂しい。あそこでなんで枠を外すのかなあとか。何故あの場面で、誰も寄せられずフリーで打たせたのかなあとか、つまらないシーンばかり思い出しながら帰るのは、面白いわけがないですよね。大事なこの時期に勝ちきれないのには、何か理由があるのだろうとは思うのですが。
今日、絶好調で５連勝している長崎でも、勝つには苦労するだろうが、勝てるはずだと思って試合が行われるＮＤスタに足を運ぶことになる。今日勝って１０月を迎えよう。
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