前半早い時間帯のセットプレーでどフリーで叩き込みましたが、何故かファールの判定でした。メインからは全くわからない判定でしたが、DAZNで見て直しても全くわかりませんでした。強いて言えばバイアーノが少し体を寄せ過ぎたのかなあとは思いますが、あれをファールにするとセットプレーでの得点って激減しちゃうんじゃあないかなあと思った次第です。
その後は膠着状態が続く中、前半４４分だったかな、ほんのちょっとの隙を突かれて失点してしまいます。
そして１点ビハインドのまま後半に折り返すと、坂元がポジションチェンジして左から前線に走り出すと、熊本のロングボールを上手収めてDFを近寄らせない位置にボールを置いてＧＫとの１対１を制して、同点に追いついたのが後半１５分過ぎ。これで山形のスイッチが入ったようで、山形ペースに引きずり込みます。
相手は勝つというよりは勝ち点を持ち帰ろうとする形に変えたことから、逆に山形の方がボールを持てるようにはなりましたが、相手の守備網が固く、中々入っていけませんでした。チャンスが訪れたのは試合終了間際でした。
攻撃に出ていたところでボールを奪われ、前線のコイッチに渡ったところで、松本が奪ったのが大きかったですね。相手の方が体格的にかなり有利なんでしょうが、跳ね飛ばしましたものね。そのボールを右サイド縦に入れ、南が浮く形でフリーで受けると、CBの熊本が猛然と駆け上がる。相手もCBがあそこまで駆け上がってくるとは思っていなかったの様で、一拍遅れて追いかけるも間に合わず、熊本にクロスを上げさせてしまう。ニアに入り込んだ大槻が相手ＧＫの上を通す素晴らしいヘディングシュートでネットを揺らし同点に追いついたのが後半４５分。勝利を決定づけたかと思われたのもつかの間、右サイド深い所から、マイナス気味のクロスにパワープレー気味に上がっていた、ＤＦ近藤がシュートにいくも本田が体に当て勢いを止めたボールを櫛引がキャッチする。何とか難を逃れた山形、このまま試合を絞めて勝利をつかみ取りました。
上位チームの甲府や柏、水戸や琉球が全て引き分けだったという事もあって、山形が首位に立ったんですねえ。それにしても開幕で敗れて最下位発進だった山形が８試合終わって首位まで駆け上がるとは個人的には思っておりませんでした。とは言ってもまだ８試合ですし、甲府や水戸、柏とはまだ試合をしていないのですから、まだまだこれから。
それにしても今日の逆転劇、試合が終わった瞬間、気持ちよかったなあ。こんな気持ちの良い試合をしてくれた選手達に本当に感謝ですね。ただ一つ残念なのが観客数が6000人に満たなかったこと。出来ればもう少し多くの観客で後押ししてやりたいですよね。
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