相性があまり良いとは言えない栃木が相手でしたが、開始早々の１点が効きました。１試合平均の得点が0.8以下ですから、この１点が重くのしかかったことでしょう。相手には大黒はいましたが、降りてきて、裁いて味方に繋ぐという部分では、ほとんどミスなくやってましたが、肝心のゴール前の怖さは感じませんでした。というのも、大黒から貰ったボールも、脅威となるような供給もなかったことから、失点する雰囲気は感じませんでした。とは言っても何本か、櫛引が横っ飛びとなるシーンは有りましたが、悉く枠を外してくれました。
恋んトスでピッチを入れ替えてきた栃木でしたが、逆に山形が前半から攻撃に掛かり前半で２点を奪って見せてくれました。セットプレーからの流れで、中村が大外の栗山に供給すると、栗山が放ったシュートはふんわりと相手GKの頭の上を越え、逆サイドのポストに当たって入る技ありのシュート。２点目はPA直近でワンツーで抜け出した中村が相手の滑り込んでくる股を抜いてのシュートも相手GKの手び届かないところにコロコロと転がり込むシュートでした。
後半は渋くなっちゃうのかなあと思っていたのですが、結果的にはその通りの結果でしたが、大槻と南のシュートは決めなくてはならない場面だったように感じました。試合を決める３点目を期待して最後まで待ち望みましたが・・・。まあ勝ったのですから良しとしましょう。次もホーム戦です。今節派手に点を取った横浜を迎えての一戦。勝ち点でも１差で上のチーム。しっかり戦えるように準備してもらいましょう。
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