何とか負けませんでした

前半20分過ぎに栗山がマークしていた選手がディエゴの前に入りこみ打点の高いヘディングシュートで山形のゴールマウスに流し込み、山形が先制を許してしまう。そして、そのあとがいけませんでした。山形右サイドの宇佐美が交わされ、マイナス目のグラウンダーのクロスを入れられ、2点目を取られてしまう。データ的にはこれで万事休すなんですよね。何せ水戸は先制した試合は、全て勝利しており、それに比べ山形は19試合で17得点ですから、1試合当たり1点を取るのがやっとのチーム。同点もしくは逆転するためには、前半にせめて1点は取り返す必要があるのだが、チャンスらしいチャンスがなく前半が終わってしまった。
後半頭から、林と汰木に代えて大黒と佐藤を投入し、逆転を狙っての采配に出る。前半より多少攻撃に出た分、相手を押し下げることは出来るものの、中々シュートまで行けない時間帯が続くものの、後半11分にディエゴの素晴らしいシュートが決まって、1点を取り返す。更に攻撃的に出たところで、パスミスからカウンターを喰らうシーンが続くものの、山岸が体を呈してファインセーブ連発し、追加点を与えず凌ぐと、宇佐美に代わって怪我から復帰してきた荒堀を投入。これが見事に成功し、中央から右サイドまでボールを運び、ディエゴが流したボールを、柔らかいボールで、川西にドンピシャのクロスを送ると、川西が頭で合わせ、ゴールネットを揺らして同点に追いつくことに成功。この後も果敢に逆転を狙ったものの、逆転には届かず何とか引き分けにすることが出来た。
それにしても前半終了時点でブーイングがスタジアムを包むような試合だったものの、追いついたのは大きいかな。とは言っても勝つつもりでいた試合だけに、前半が勿体ない試合でした。それにしてもあのヘディングのシーン、何故あれほどフリーにしちゃったのかなあ。栗山のチョンボなんですかねえ。2点目は宇佐美のところ、伊東が入ってきたところで一瞬宇佐美が相手の動きに騙されました。あのクロスを入れられてはいけませんね。まあね、怪我をしていた佐藤も大黒も戻ってきたし、荒堀も戻ってきた。荒堀は結果も出したし、次につなげるという気持ちで切り替えるしかないでしょうね。それに2点も取れましたし、どちらも得点も完璧で美しいもでしたものね。
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