ベトナム料理

ホーチミン記念館に一緒に行ったトアン君の紹介で出かけた昼食の料理。一番手前に見えるのが酢豚の様な物は実は牛肉なんですがかなり美味しい。味付けはやはり酢豚っぽい味付け。左側は脱皮蟹のフライ、ベトナム料理の中ではこの料理が私は一番好きです。脱皮したばかりの蟹なので甲良が非常に柔らかく全く手間いらず、そのまま食べると蟹の風味が口の中一杯に広がる。香辛料と塩が混ざった物をちょっとつけると本当に旨い。真ん中のスープはエレファントイヤーフィッシュ(像の耳のような魚)をスープにした物。何故かこのスープの中にパイナップルやトマトが入っており、かなり酸味が強いので、初めての方は一瞬腐っているのかしらと思ってしまうが、なれてしまうと非常に美味しい。2枚目の写真はご飯をよそっている瞬間を撮ったもの。一人分がこの小さな土釜のような物に入っており、竹の箸でご飯をお椀によそう。この写真は私のお椀に彼がよそうところである。日本から来たのだからとサービス満点である。ただしこのご飯、彼は日本のご飯に比べて美味しいでしょうというが、ご飯粒の大きさは日本と同じ様だが、ポロポロしていて日本人の私にはご飯だけを単独では食べられない様なもの。日本のお米が好きな人は大概不味いと評価すると思います。このご飯に先程のスープをぶっかけてお茶漬けの様にして食べると、暑いベトナムではこの酸っぱさが食欲を進めてくれる。ご飯の前にある物が自分で味付けをつける物である。ベトナムの料理はそのもの事態は非常に淡泊で、味が濃いめな方が良い方はいろいろまぜて味付けをすると美味しくなるようだが、何でもかんでもまぜちゃうと非常に辛くなってしまうことがあるので、分かる人がいたらその人に任せた方が無難である。誰も分からないようであれば、入れずに食べた方がベターかもしれません。もしどうしても濃いめの味が好きな人は濃い色の物(黒や焦げ茶色)を少々つけて食べると美味しく頂けます。