前半戦2位で終了

J2リーグに参加する山形は湘南戦で前半戦が終了し2位につけている。目だったのはやはり長谷川と小林監督の選手起用だろう。豊田やリチェーリの怪我はもちろんだが渡辺や宮崎、財前等の主力級の怪我にも見舞われたが、坂井や広瀬、太田等の若手も上手く起用してのこの順位ですから、まずまずであろう。今年開幕戦で鳥栖に敗れ、ホーム開幕戦では今年加入した岐阜に良いようにやられたときには多少へこみましたが、早い段階で悪い部分が出て修正できたことが大きかったと思う。また豊田の怪我で絶対的なストライカーがいなくなったことで得点を取るためにMFはもちろんだがDF陣も得点に絡んでくれたことで得点を増やすことが出来た。
得点36失点19はどちらもリーグ2位につけており、これだけを見れば十分ではあるが、ものにしなければならない試合も落としていることから、しっかり勝ちきる部分はこれからも大事になるだろう。特に甲府戦で見られた先制された場面であわててしまい、攻撃にアイディアが不足してしまい、相手に簡単に見破られてしまう部分が出てしまったことはこれからも修正しなければならないし、毀れだまが味方に毀れてくれたシーンが何度もあったが、ラッキーだけではなくそこに詰めていたからこそであり、これからもこの毀れだまに対する反応については続けていかなければならない。
後半戦初っ端が現在ダントツ1位にいる広島だけにここで山形の戦い方がこれからを左右するだろう。甲府戦で勉強したことを吸収し更なる高みに身を置けるようになって欲しい。怪我からようやく復帰してくる豊田には期待してやまないが、彼が出て来たからといってこれまでの戦い方を変える必要はなく、これからも続けなければならない。もちろんこれまでだけの形だけではなく豊田が入ったときの形も作りながらにはなるし、相手も研究し尽くしてくるだろうから、そこはまた違ったオプションとこれまで作ってきた形を上手く融合させ、更に強い山形が生まれるかもしれない広島戦は目が話せません。残り試合数が減ってくればくるほど観客やサポータの力も大事になってくる。選手達が頑張っている今こそみんなでスタジアムに駆けつけ、力を与えよう。