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前半全く攻撃が出来なかったことはスタッツを診てもわかるように前半の山形のシュートは0本。但し新潟もあれだけポゼッションした割にはシュートが3本しかなく、山形の前半0で行くというプランは成功したといえるだろう。但し見ている側としては力の差をまざまざと見せ付けられる格好となったことは確かである。もちろん出場している選手達も感じてはいた様だが、そこを切り替える選手が出てこないというのは多少心配なところではあるな。
後半早々に直接FKを決められ攻撃に出ようともがく物の先発出場した選手達では、攻撃に出ることが出来なかった。そこを見極めた小林が次々と交代のカードを切ってくる。石川や赤星が出るとボールを収め始め、何とか相手陣内まで攻め込む形が出来るものの、最後の部分のクロスやシュートがなかなか生まれない。残り10分近くに出場してきた財前が、10分足らずの時間で決定的なシーンを作り出し、それをスペースを作る動きを織り交ぜた長谷川が、財前のクロスに相手DFの裏から斜めに走りこんで決めてしまう。後半43分の出来事であり、山形の底力見せたシーンでもある。最後に秋葉のヘディングも惜しかったのだが、勿体無かった。
小林が石川、赤星、財前をサブに入れ先発で使わなかったことが、幸いしたようである。もし先発していたら、あの前半に足を使わさせられてしまい、最後のショートカウンターが決まっていたかどうかわからなかったかもしれない。もちろんこの起点となった秋葉のプレーも非常に重要だったよう思う。日本代表FWの矢野からボールを奪いしっかりと為を作って最高のボールを財前に供給したことが同点の起点になったことは間違いないところ。
次のホームG大阪戦は今回よりも更に厳しい試合が待っていることは確かだが、今回のようにしっかりと守って、数少ないであろうチャンスを確実にものにすることが出来たなら、勝てない相手では無いはずだ。前半戦では逆転で敗れているのだが、全チームから勝ち点を奪うためには絶対に負けられない相手でもある。勝ってホームに駆けつけるであろう多くの山形県民に山形の力を見せつけ、リピータになってもらうチャンスをものにしよう。

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